訪問調査って?
訪問調査は、
市区町村職員などの認定調査員が
自宅や入院先の病院を訪問して、
介護認定申請者の心身の状況や環境など
所定の事項について聞き取る調査のことです。
要介護認定は、
・一次判定
・二次判定
の2回に分けて行われますが、
一次判定の際は、
市区町村職員や委託された認定調査員が申請者を訪問し、
全国共通の調査票をもとに面談にて調査を行います。
訪問調査を行う際に用いる認定調査票は
・概況調査
・基本調査
・特記事項
で構成されています。
このうち基本調査の項目は
・身体機能
・生活機能
・認知機能
などの74項目(2022年4月現在)があります。
調査の結果、
介護の手間をあらわすものさしとしての時間である
要介護認定等基準時間が算出され、
どの介護状態区分に該当するかの一次判定が行われます。
一次判定はコンピューターで行われます。
高齢者の場合、
調査と聞くとどうしても構えてしまったり、
普段できないことでもできると回答したりしがちですが、
実態に即した介護認定を受けるためにも、
家族ができる限り調査に同席し、
普段の状態を調査員にきちんと伝えるとともに、
必要なことは特記事項に記載してもらうとよいとされています。
私も以前、医療の現場にいたときは、
見栄を張って、
調査員さんの前と、実際が乖離してしまい、
揉めている家族も見てきたので、
正しく伝えることの重要性は実感しています。
一緒に学んでいきましょう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?