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特定口座って?

特定口座は、
上場株式等の譲渡益課税について、
申告・納税手続きを簡素化するために
導入された制度です。

特定口座は、
1金融機関に1口座開設することができ、
一般口座と特定口座は併用できます。

特定口座の対象は年々拡大しています。

現在では、
特定公社債等の譲渡損益も特定口座の対象となり、
特定公社債の利子や公募公社債投資信託の分配金についても、
源泉徴収ありの特定口座に限り、
受入れが可能となりました。

一般口座および特定口座(簡易申告口座)における取引や
複数の口座間での損益通算、
損失の繰越控除については確定申告が必要となり、
特定口座(源泉徴収選択口座)における取引については、
基本的に確定申告不要とすることが可能となっています。
 
ただ、
特定口座(源泉徴収選択口座)において
損失の繰越控除を行うには確定申告が必要になります。

この適用のために確定申告を行う場合、
繰越控除前の所得金額が合計所得金額に含まれるため、
配偶者控除等の所得控除の
対象とならない場合があるため注意が必要です。

一緒に学んでいきましょう!

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