健康保険って?
健康保険は、
公的医療保険制度のひとつで、
民間企業に勤めている会社員と
その家族が加入します。
健康保険には、
主に中小企業に勤務する従業員を対象とする
全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ)と、
健康保険組合を有する大企業の従業員を対象とする
組合管掌健康保険(組合健保)
とがあります。
協会けんぽの被保険者は、
・標準報酬月額
・標準賞与額
から算定される保険料を、
事業主と折半して負担します。
組合健保の場合は
・負担割合
・保険料率
が組合規約で定められています。
被扶養者はいずれの場合も
保険料の負担はありません。
給付の内容については、
両者は基本的に同じですが、
一部の組合健保では法定給付に
上乗せした独自の付加給付を行っています。
高額療養費制度で
保障される分から、
さらに付加されるような
給付がある会社も多いですね。
なお、
健康保険は業務外での病気やケガを対象としており、
業務上のケガなどについては、
労災保険が適用されます。
一緒に学んでいきましょう!