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高度情報社会の常識

常識が必要だった時代

インターネットが発達する以前は常識が必要だった
みんな同じだから情報がなくても安心できた
就職の面接ではスーツを着ていくもの
男は腕時計をするもの
結婚したらマイホームを建てるもの
新婚旅行はハワイに行ってマカダミアナッツをお土産で買うもの

誰もが元情報に触れられる時代

インターネットで検索したりインスタグラムで検索すると生の情報に触れられる
あたかも行ったことのないところへ旅行したかのように情報を集められる
こうなってくると常識は通用しない
ある時の常識はところ変われば非常識になる
常識という言葉が今までは肯定的なワードだったがインターネットネイティブ世代にとっては否定的ワードになってきている
正確な情報を集めて冷静に判断する
自分勝手で自己中心的とは否定的ワードであったが、情報が氾濫して自分で舵取りが必要な時代においては、ステークホルダーとリスクを共有して一心同体に行動に責任を持つ姿勢と考えられる

答えがないことも全て正解のこともある

正解とは評価する人にとっての正解
自分に厳しくより良い状態を目指せば正解は見つからない
目指している基準が低ければなんでも正解になる

こんな時代の地雷人間は
常識がなくて自分勝手な人材ではなく
常識を振りかざし、自分より能力のある人の足を引っ張って組織に不利益を与える人間である

知識の差・情報の差

常識に囚われるとは現在から過去に振り返って前に進まないこと
今ある問題は過去から現在に至るものであるから常識とは不正解の模範解答ということになる
本当に必要なのは常識ではなく、知識であり、生の情報である
「〜君は常識がない」と言われることの多いIQの高い人を職業柄見かけることが多いが、概して常識がないと評価される人ははるかに多くの最新の情報を持っている

答えがわからない時に人間としての真価が問われる

自分とは何かを強く持っていることが迷いを断ち切ってくれるように思う
仕事のミスに気が付いた時、その仕事をどう捉えているかで、何時間もかかるであろう修正作業を根気強くできるか、投げ出してしまうかが決まる


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