Part86:サッカー界のオイルマネーって?①
皆さんごきげんよう!清水です(≧▽≦)
皆さん、「オイルマネー」という言葉を聞いたことがありますか?
貿易関係では主に、石油産油国(アラブ系)の国が、石油の輸出を伴うビジネスの経常黒字で蓄積された資本の事を指します
石油は現在もエネルギー源として多くの国で使用されており、貴重な素材になっていますね
ことサッカー界でも「オイルマネー」が話題になっており、今夏は多くのヨーロッパ強豪クラブの選手が、サウジアラビアのクラブに移籍しました
欧州サッカーでもオイルマネーの影響が多々あり、いくつかのクラブが強化されてきました
そこで今回は「欧州サッカーにおけるオイルマネー①」について、投稿します!
では早速、本題に参りましょう!
欧州サッカーにおける「オイルマネー」とは
欧州サッカーにおけるオイルマネーとは、「クラブの資本が主に石油産油国のバックアップを受けている」ことを指します
近年オイルマネーの資本を受けているクラブで言うと、
・マンチェスター・シティ(UAEの投資会社)
・パリ・サンジェルマン(カタールの王族)
・ニューカッスル・ユナイテッド(サウジアラビアの投資会社)
の3クラブが特に有名です!
これら3クラブは、その国の王族(に近い企業)がクラブを買収し資本投入しているクラブになります!
どのクラブもメキメキ力を付けており、特にマンチェスター・シティは今季チャンピオンズリーグを制覇しました
オイルマネーの歴史
オイルマネーの1番最初は、ロシアの大富豪ロマン・アブラモヴィッチ氏がイングランドプレミアリーグのチェルシーを買収したところから始まりました
彼は自分がオーナーのチームがチャンピオンズリーグを制するために、当時あまり強豪とは言い切れなかったチェルシーを買収し、多くの資本を投じてきました!
もちろんお金儲けの一面もあったとは思いますが、アブラモヴィッチ氏はとにかくサッカーが大好きだったため、自分のチームを強くしたいという思いがありました
ロシアのウクライナ侵攻に際し、イギリス国内でアブラモヴィッチ氏の資産が凍結され、クラブの運営ができなくなったため会長の座を降りましたが、チェルシーやサッカー協会に大きな影響を与えた方であるとされています
その後は2008年にマンチェスター・シティが、2011年にパリ・サンジェルマンが、2021年にニューカッスル・ユナイテッドが、それぞれオイルマネーの企業や王族に買収され、豊富な資金力を元にチームを強化してきました
アラブ系の資本が入ってくるようになったきっかけは、
・アラブの人たちの中でのサッカー熱が高まっている
・サッカーを伴ったビジネスが魅力的である
の2点が主に挙げられます
カタールW杯に挙げられる通り、中東の方でもサッカー熱が高まっているため、今後しばらくはこの流れは続いていくのではないかと思います
最後に
今回は「欧州サッカーにおけるオイルマネー①」を投稿しました!
次回はオイルマネーのメリット等について、投稿しようと思います✨
ではまた次回の記事で!
☆Hasta luego!☆