宇宙へ行くために必要な空の条件
週末の天気が気になっている。そう、次のロケットの打ち上げが迫っているからだ。
天気予報はスーパーコンピュータを用いてもなかなか難しいままだ。地表近くは撹乱要因が多すぎてシミュレーションしきれないのである。
この時期、北海道の大樹町周辺は海岸近くに霧、地表に近い雲が出ることが多い。夕方になると、この雲が一気に海側から晴れ上がってくる。朝と夕方は「凪」といって海岸近くは風がなくなることが多い。これは空気の密度の変化のせいである。一般的に夜は温度の下がりにくい海側の密度が低くなり、陸から海に風が吹く。昼間は陸地の温度が急激に上がるので海から陸に風が吹く。これがバランスするのが朝夕なのである。サーファーなどはこの風のない時間帯を狙って波が砕けるのを避けるのである。
さて、長期的な天気予報は高層大気の動きを予測して作られる。
高層大気は地表近くと違い撹乱要因が少ないので予測しやすい。そして十勝地方の上空あたりはジェット気流という非常に早い速度で西に向かって吹いている風がある。この予測もロケットの打ち上げには非常に重要である。
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