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仮説の手前 23

先日、とある関係会社の方から、ぜひオウンドメディアの運営の裏側、ひいては僕の考え方と働き方を教えてほしい、というありがたいご依頼をいただき、簡単なオンラインの講演会のようなものを開きました。

参加者は30名弱だったように思います。みなさんとても前向きで、僕から「話している最中でも気になることがあったらチャットに書き込んでください」とお願いしたら、あっという間に相当数の書き込み(質問内容)が届くことになりました。

その質問の中に、「感性を養うために何をしていますか?」というのがありました。僕のしていることが多分に「感性的」だということで出てきた質問でした。これまで感性というものと無縁の人生を歩んできた(正直に言えばずっと憧れている)ものなので、そう言われると嬉しいような申し訳ないような気分になりました。

感性、なかなか取り扱いが難しい言葉です。「センス」とも言い換えられそうですし、もっと狭めれば「アイデア」「ひらめき」と言ってもいいかもしれません。端的に「なかなか思い浮かばなさそうなことをやっている」というニュアンスで投げかけられたような気もします。

質問の意図をそこまで深める時間はなかったので、「アイデア」の源泉となるようなふだんの行動として、本屋での「遊び」について話をしました。

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確たる根拠はないけれど「そうかもしれない」と思うことは、日々の生活や仕事の中で結構あると思うんです。普段は通り過ぎてしまうそういう感覚が後々顔を出してはヒントを与えてくれることも。正解やノウハウばかりが並ぶSNSでは発言することに気が引けてしまう「なんとなく」を月に2回を目処に書き残していきます。読んだ方々にとって、日常の「小さな兆し」に気づくきっかけになれれば。

仮説の手前

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