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『KEEP “GO-ON!”』-ずっと君と-

今日2/17は『炎神戦隊ゴーオンジャー』放送から17年目の日!
Xでも書いたけど、ゴーオンブラックの軍平こと海老澤エビちゃんのインスタで気づいてからは、夜遅くだけど思わず更新しちゃいました。


みなさんご存知の通り僕はこの作品の主題歌でデビューしました。
なのでゴーオンジャーとおんなじ17周年。

「人生何が起こったってそんなに変わらない」

というのが僕の人生観なのですが、
この出来事だけは僕の人生を大きく変えました。
デビューしなかったら起こらなかったことだらけ!
楽しいことも、苦しいことも、ね。

34歳のただのサラリーマンが
『炎神戦隊ゴーオンジャー』主題歌歌手デビュー。

人から応援されたことなんて中学校の軟式テニスの大会くらいだったんだよ!それが東京ドームプリズムホールでのプレミア発表会という、2日間9ステージ、キャパ総計10,000人の新作戦隊お披露目会をスタートに、全国、いや全世界の、どこのどなたかも分からない、大勢の人たちから応援される身となったわけです。

20代前半、いや生粋のスターの人は10代から応援を受け慣れているシンガーの方が戦隊アニソン界隈でも多いです。そういう方はスターとしての立ち居振る舞いができていますね!

一方34歳まで、いやいや、そこから40歳まではサラリーマンとの二足のわらじを履いていた僕にはその立ち居振る舞いは難しかったですね。応援してくれる人たちを「ファン」不特定多数と見れませんでした。ファンレターをもらうと返事を書いたり。書いたはいいが返信先などはわかるはずもなく途方に暮れたり(笑)なのでその当時のブログへのコメントに返信するということをして自分を納得させていました。今もSNSなんかには時間と体力が許せば返事を書くのでデビュー当時とはあまり変わらないのかも知れないですけどね!

こうしてデビューしてからたくさんの方から歌に、活動に、僕に、気持ちを重ねて頂ける反面、歌や、発言、僕の見た目に聞きたくないことを言われることもあった。作品や僕への思い入れが強いが故に生まれる「こうしてほしい」という数え切れない気持ちを、心のキャパも大きくないのに、全部受け止めたくて、自分自身が迷子になってしまったり。それによって嫌な気持ちになってしまったファンの方もたくさんいたと思います。人と人の想いが重なること。友達関係でも恋愛関係でもなかなか難しいね!

2008年 デビューの秋くらいかな

2013年、40歳に会社を退職しました。

CDがどれくらい売れるか分からない。ライブにお客さんがどれくらい来てくれるか分からない。会社としては見積りの立てづらい戦隊シンガー業務よりも、会社の着メロ着うたの制作納品業務に専念してほしい。どちらかの選択を迫られました。

安定収入のサラリーマン高橋
vs
夢は無限大!一か八かの戦隊シンガー高橋

僕はどちらかを迫る会社へやるせなさに毎日泣きながら訴えましたが、答えは最初から決まっていました。6年間で重ねてくれたファンと言われる人たちの想いを捨てることは絶対できなかった、という答えです。

僕の人生を変えた”CDデビュー”から17年が経ちました。

今周りにいる人たち。ライブに来て歌を聴いてくれる人達。見なくても言えるSNSでいつも応援してくれるハンドルネーム。

今見える景色、少しも後悔はないよ!

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