徳川家康 遺訓
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。●人生は長い。急いではいけない
不自由を常と思えば不足なし。こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。●人生は常に不自由であることを思え。欲が出たらお金がなかったことのことを考えよ
堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え。●怒ってはダメ、我慢が大切
勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。
おのれを責めて人をせむるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。●やりすぎより劣っている方がいい
●は自分なりの解釈です。人生は長い。急ぐな、怒るな、焦るななどのメッセージが直に伝わってくるこの文章。これを読むと豊臣征伐を成し遂げてから徳川幕府を開くまでの苦労がなんとなくわかるような。これまで仕事をカリカリしながらやっていた自分にとって、心の支えになり、平静を保てる内容。個人的には大好き。