加藤真亜沙 Martha Kato Soluna ソルーナ
JAL機内エンターテイメントの音楽部門の中から時々新しい音を発見できる ・・・というより意識的に毎回ここを探すのだ。ここでは限られた情報源の中から効果的に人が選んだ情報を入手出来る。特にJAZZ部門は知らない人全部のアルバムの1曲目か又は気に入りそうなタイトルのをランダムで聞いて、好みかどうか探しておく。好きなのが3-4枚ある場合もあるし、全く無い場合もある。はっきり言って曲を選ぶ人はセンスがいい◎
数年前に大発見をしたのは、Dancer in nowhere の 挾間美帆 ! これは新しいJAZZだな、全曲いいぞ! 日本人の名前になっているけどこんなに凄い人がいるんだと思ったものだ。家に帰ってからYoutubeで探してみると、なんと美人の指揮者じゃないか!Journey to journey はその年一番聞いた曲になった・・
このCDを買って、Facebookにも書いたら音楽好きの人には評判が良かった思い出がある。あまりにも新しくて、あまりにもNEW YORKの音って感じで、いつかグラミー賞を取るんじゃないのかともまわりに言っていた。そしたら、賞は取らなかったけれどそのアルバムが本当にグラミー賞にノミネートされた! わー驚いた、書いたのは2019年3月末でした。
Facebookのアナウントを持っている人は先に進めます↓
残念だったのはBluenote東京でやった時は知らなかったので行けなかったのと、ノミネート後もやったけどチケットは瞬売切で買えなかった。リーリトナーと一緒にやった時のを生で見に行って、本物を体験したのは1回だけ。この前9月にやったのは行けなかったがYoutubeで見られて嬉しい。歌手 中村佳穂を入れてやったこの曲がここでは一番好きだな。
Spartacus Love Theme
この曲の旋律は誰かのMIXで知っていたけど、スタンリーキューブリック監督の映画 スパルタカスとは知らなかった。
ようやく本題、今回は 加藤真亜沙 かとう まあさ・・・ 知らないなぁ。日本のJAZZピアニストは女性が多いなと思う。叩きつけるようなアタックがあるわけではなくて、プログレッシブロックやSF映画音楽のように溶け込むような透明な音、時々入る歌詞の無いボーカル、その声も透明。私のいつもの褒め言葉 脳のクロック周波数が下がってゆく、そして頭の中から考慮が一つづつ蒸発してゆく感じ。Sol は1曲目なので始まった瞬間に虜(とりこ)になる。飛行機の中で何回聞いたことか・・・このアルバム Soluna をBGMにして画面を暗くして寝る贅沢ね。ノイズキャンセルイアホンからはエンジンの音は聞こえず、微妙な振動とあまり身体を動かせない狭い椅子のクローズな世界にこの音が広がる。
Album Soluna のプロモーションVideo 2分半の動画https://www.youtube.com/watch?v=haTOhzmuftI
家に帰ってから色々と調べると、若くて可愛いぞ・・ あんなに狭いライブハウスで独占できたらご機嫌だな。もう少ししたら小さい所では無理となってしまう。ちなみにまだ wikipedia には載ってない。
あと、2022年にグラミー賞2個ノミネートされた(賞は取らなかった)他の人(REMY LE BOEUF)のアルバムのピアノを弾いてる。おまけだが、この曲 STRATA もいいなぁ。彼(レミー・ル・ブフ ↓ )は、彼女の新アスバム Solunaでも3曲吹いている・・・
https://www.youtube.com/watch?v=g_MVBTmX_wE
更に調べてゆくと、本文は買わないと読めないが、なんとこの加藤真亜沙と上に書いた挾間美帆が雑誌の中で対談してるのがあるではないか・・・そうか、両方NYで活躍している若手JAZZアーティストだからか。二人は友達らしい・・・いい感じ。2017年の雑誌 LATINAだった・・
https://e-magazine.latina.co.jp/n/n8309662fa129
上にも出てきた 中村佳穂 (映画:竜とそばかすの姫 の主人公の声と歌・・素晴らしいんだ・紅白にも出た)を含めて、30代前半の女性は輝いていて実力があって活躍していて、とてもいい。
さぁて、CD届いた・・・・
飛行機の音とは段違い!! (当たり前だけど) すげぇいい◎
2023年 1月31日追記
パリ行きで再確認、まだあった。本人のツイッターだと2月までだっけかな・・・ CDを持っているけれども、もう一度機内で聞いてみる。音はよくないけれど、この狭い環境で聞くのも良い感じ。
2023年2月6日追記
https://グラミー賞歴代.com/prediction/2023.php
先日のグラミー賞では、ここのジャズ大規模楽団アルバム賞にノミネートされた Remy Le Boeuf のアルバムにも登場していた・・・ Remyの手柄だけど2年連続でピアノで登場とはすげぇな。受賞は逃したがノミネートされるだけでも凄いことね・・
グラミー賞の会場に行ったと書いてあった・・・
帰り ヘルシンキ→羽田 の機材はB787なので少し画面が違う