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イレギューラー カルボナーラ

●プロローグ

イレギュラーなのは、基本の材料にプラスしてブロッコリーとシメジを追加した事。あとは、基本のカルボナーラなのだが足し算の効果によりより複雑で旨みが増した味になっている。
こんなの邪道とという意見も尊重しながら、日本のラーメンは中国のより独立していて美味しいという客観的な評価の方を尊重する。つまり、イタリアの作り方には執着せずに日本風・タカオ風の作り方を書いてみる。

よくあるのは、イタリアのカルボナーラは生クリームを入れないで卵だけで作るというもの。それはそれで正しいし、美味しいのも作れるのだが日本風に生クリームを入れるレシピを私は尊重する・・・が、コッテリにはしないで少量いれて足し算効果を狙うのがタカオ風の作り方。

あと、カルボナーラという料理はどちらかというと家庭料理でレストランやトラットリアで作っている所は少ないので、あまりイタリアでも食べられない・・・しかし、自慢だがどこで食べるのより私のが一番美味しい。同意もある(少し過剰気味だ)

本来お金を取って書きたい位だが、まだこの段階では無料にて書いてみよう・・・そうだ、別便で有料版も書いてみるかな。なにしろ ”風の時代” なので普段はやらない事もやってみたい年頃なのだ。


●材料

卵2個、黒胡椒、パルミジャーノレッジャーノ(粉チーズ)、生クリーム(入れなくても良いしイタリアでは入れないらしい)、パスタ、塩、本当はパンチェッタだが手軽に手に入らないのでベーコン。
以上は普通のカルボナーラの材料だが、今回は特別にブロッコリーとシメジを追加して入れた。毎度私のレシピは分量は適当だ・・・測定もしてないや。今回のパスタは280g使ったので3人分だ(少食2人を含む4人で作った)


●作り方

先にソースを作る。パスタを茹でながらだと間に合わない。
ベーコンのブロックから、イメージとして 1cm x 5mm x 5mm 位の角柱にカット、適当で良いしスライスしてあるものでも良いが食感は異なる。

油少なめがいい人はオイル入れずにベーコンを弱火で炒める。または大サジ1位のオリーブオイルで炒める。この肉によって完成の味は大幅に異なるとのが予想される。

余裕がある人はベーコンを弱火で炒めながらニンニクの微塵切りを作っておく。ベーコンはじっくりと油が滲むように、焦げないように小さくなるレベルまで炒める。ニンニクが完成するタイミングを考えてニンニクを入れてこんがりするまで一緒に炒める。

これはニンニクを入れたタイミング

ニンニクがこんがりしたら、ここに水を入れて今度はカリカリベーコンをふやかす。旨みをだしてから柔らかくするというイメージ。

今回はシメジを使うので、シメジをオリーブオイルにて少し焦げる位までこんがり炒めたら、少量の水を入れて炒めて水分を飛ばしてねっとり状態にする。

これらはどちらかを先にやってもいいし、並行にやってもいい。その後混ぜて煮込んでソースを作る。

弱火でじっくり火入れしながらパスタを茹でる。パスタの塩はお湯の量の1%を保持。完成のタイミングが合うならもっと早く茹でてもいい。パスタの茹で汁を混ぜながら塩味の見当をつける。この後パルミジャーノが入るのでその辺を考える。

卵を2個溶いておく

ブロッコリーを小さくカットする

パルミジャーノ擦っておく

どこで入れてもいいのだけど、黒胡椒を擦って(粒胡椒が望ましい)ソースと卵に適当に混ぜておく、完成後にもかけるのでその辺分量も考える。まぁ、最後の完成前に鍋の中にいれてもいいのだけど・・・

パスタを茹でている間に、ブロッコリーを金属網に入れてバラバラにならないように茹でる・・・または別に茹でる。
適当な固さになったら、水に通して色止めする(緑色が保たれる)

パスタを80%位まで茹でて、ソースに混ぜてソースの水分を吸わせながら、パルミジャーノと生クリームを少量(この日は大さじ2位)とブロッコリーを入れて水分調整して、火を止めてから卵を混ぜて早くかき回す。
テクニックで金属のボールに溶き卵をいれて、パスタ茹で中にボールを接触させて卵の温度を上げておくというのもある。やりすぎると固まるのでそれだけは避けるように。

最後の卵を混ぜてから高温にしてしまうと、焼き卵となってしまうので同様それだけは避けるように。

何度かやらないと分量は決められないだろうけれど、卵を入れた時にパスタから滴る位の水分が残る水分が欲しい。

本来塩加減をここで調整するのだが、塩を入れないでちょうど良いぐらいにいつも仕上がる。もちろん足りない人は最後追加する。多い人は減らせないので今回は辛いのを我慢して次回茹で汁の分量かパルミジャーノの分量で調整するしかない。


●完成へ

皿に分けたら、上からパルミジャーノと黒胡椒をかけるとカッコ良い。広いお皿だったら無駄だけど外側にかけるのも良い。


●番外:

以前作ったノーマルのカルボナーラ


2023年に書いたカルボナーラ、少し作り方が違うけど自分の責任で考えるように・・・


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高雄一史 (taka) ossu
チップを頂くのは日本人としては貴重な体験、ありがとうございます