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「仲間づくり」をしています
現在の家作りに求められる「快適・省エネ」についての技術的ポイントを
工務店側の視点でご紹介。
このところ勤しんでいる活動についてご報告。
私の専門は住宅の熱環境です。
今まで300棟以上の注文住宅やモデルハウスの
<断熱×気密×冷暖房×換気>をサポートしてきました。
その中で得意ジャンルは空調(冷暖房・換気)です。
実際に、このnote上で空調について、特にダクト式空調について色々と書かせていただきました。
ダクト式空調のメリットは何かと言うと、「ちゃんと設計できる」という点であることを以前お話しました。
対して、床下エアコンや小屋裏エアコンは設計上の曖昧さが残るシステムでした。(否定してませんよ。実際、曖昧さがあることをご了解頂いた上で設計することはあります)
しかしながら、ちゃんと設計されたものはちゃんと施工しないと残念な結果になる可能性があります。
施工が伴わない設計は「絵に書いた餅」です。喉に詰まらないメリットはありますが、「絵に書いた餅」はネガティブな慣用句なのでそうならないように、設計と等価で施工をケアする必要があります。
と、いうことで木造でダクト施工をする「仲間づくり」に現在勤しんでいます。
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先日も浜松で、ダクト施工を志す業者さんに、現場をみていただきました。
「冷媒・ドレンや電気工事は空調屋さんに頼まないと難しいけど、ダクト施工は対応できそうですね。」との感想。
そうなのだ。どれだけかのポイントはあるけれど、両手から溢れるほどの量はないので、そのポイントさえ押さえれば工事できるのだ。
誰がそのポイントを伝えるかだけの話。
例えば、ダクトと本体の接続方法。これを間違えると、漏気や結露リスクがある。それからダクトの吊り方や吹出ボックスの固定方法などなど。
知っちゃえば難しくない。
現在、私は工事を行っていないので、日本中で安心できる仲間(施工店)ができれば、安心してご紹介できる。また、設計と施工が連携することによって、施工単価もリーズナブルになるのは間違いない。
今は浜松や愛知県内、北陸で仲間づくりを行っている。是非エリアを広めていきたい。空調屋さんはもちろん、他業種でもダクト空調をやってみたい方は是非声をかけてほしい。
週刊ジャンプの三原則は<友情×努力×勝利>だった。
旅の途上で会った仲間と間違いない空調工事の努力をして、住まい手様の笑顔という勝利を得るために頑張る所存です。ごっつぁんです。
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