複業という選択肢
こんばんは!高尾です。
自己紹介からずいぶん空いてしまいましたが、
今回は最近の僕の働き方と絡めて「複業」についてお話します。
※サブという意味ではなく、本業と同じくらい力を入れるという意味で、
「複」を使用
なお、この記事は複業を勧めるものではなく、複業にゆかりがない方にも知っていただくために書きましたので、あしからず。
最近の僕の働き方
最近の僕は平日の19時までは本業である「人材派遣・紹介」のコンサルタントとして働き、それ以外の時間は全て「複業」に当てています。
僕の複業は下記です。
・求人広告の販売・運用
・企業の採用コンサルタント
・企業のSNS運用(目的は採用)
またマネタイズはこれからですが、
・異業種のコミュニティ運営(目的はインプット)
・複業に関するイベント運営(期間限定)
これだけ見ると多く見えますが、どれもまだ1年は経っていないので
まだまだ駆け出しです。
一見、共通点があるのかないのかわからない複業ですが
実は共通点があります。
それは、自分の「資本」となることです。
なぜ複業を始めたか
そもそものきっかけは本業以外の収入が欲しかったからです。
そのころの考えは(今も変わっていませんが)、
例えば本業で昇格・昇進して2年で数万円UPさせるより、複業で数万年UPさせる方が簡単というものでした。
そもそも年収というのは、ほぼ「業界」で決まるので、人材業界に入った時点で上がり幅はわかっていました。
なので、本業以外の時間を複業に注ぎ込みました。
ただ、やってみて思ったのが、本業と同じで、年収だけが目的だと、
モチベーションが続かず、月によって複業の収入にかなりの濃淡がありました。
そして少し停滞していた頃に複業の概念を変えるきっかけがありました。
そのきっかけの詳しいところは正直覚えていないです。笑
おそらく人との出会いや本と自分の気持ちが重なって、気づいたのだと思います。
そこによって、生まれた複業の考え方とは、「複業は自分の資本」となることをすべき、という考え方でした。
資本という少しわかりにくい言い方になってしまいましたが、要はこの先の人生で「自分の経験やスキル」となることです。
この先の世界
僕の経験から取得すべき、この先の人生に必要なスキルは、
「採用に関する圧倒的な知識」と「コミュニティ運営とファシリテーター」としてのスキルでした。
採用は、AIで人が労働をする割合は減っていきますが、それでも人でないといけない部分やAIを運用、開発する人など、一部の営業など、採用が0になることはないと思っています。そして日本は先進国(今となっては後進国かも)の中で唯一、
【人口減少】と【少子高齢化】という社会課題を抱えている国です。
なので、これからの労働力は希少ですし、ハイパフォーマーの奪い合いや人手不足での倒産が今後加速します。(今でも人手不足で年に数百件が倒産している)
これが採用の重要性です。
そして「コミュニティ運営とファシリテーター」ですが、
本業しかやっていない方の多くのコミュニティは本業の同僚や上司後輩+学校からの付き合いの数人+プラスαになっています。そんな中、コミュニティは転職、結婚、出産、転勤、起業と人生の転機によって都度変わっていきます。
転機によっても変わらないコミュニティは案外少なく、今後は人との繋がりを求める上で、「共通項が価値観」のコミュニティが多く出てくると思っています。例えば営業力を付けたい、社会課題を解決したい、新しい人とどんどん会って成長したいなど、Twitterのフォロー・フォロワーのように。
なので今の内からコミュニティを作っておこうと思いました。
また、ファシリテーターの必要性はコロナで証明されましたよね?
名ばかりの管理職や窓際族が見つかり、代わりに(オンライン)ミーティングを円滑に回すためのファシリテーターが脚光を浴びました。(オンラインに慣れていない頃)
ファシリテーターとはイベントやミーティングでよく使われる言葉ですが、
名ばかりどころか「ただ管理職するだけの管理職」も必要ではなくなり(窮屈だし、管理するだけなら誰でもできる)、ミーティングで全員が話しやすい場を作ってくれたり、業務を個人の進捗によりサポートしたり振り分けたりして、メンバーが働きやすい環境を作ってくれる『ファシリテーター』が重宝されるようになりました。
(そもそも海外では、リーダーはメンバーが働きやすい環境を作る存在)
なので、ファシリテーターを体験を通して学んでいます。
(これがまた難しい、、、)
ちょこっとSNSにも触れておくと、「SNS採用」がトレンドになっていて、
SNSの運用を身につけることで採用に役立つという想いから、SNSの運用を支援しています。
キャリアについて少し立ち止まって考えるべき
ここまで複業をやる意味を「資本」というワードを用いて話しました。
最後に【リスクヘッジ】と【キャリア】という観点でお話しします。
「リスクヘッジ」はそのままですね。
コロナで解雇や一時帰休、労働時間短縮、閉店など、当たり前が当たり前でなくなりました。
それまで出来ていたことが出来なくなると、真っ先に降りかかるのは「収入」の問題です。この点でリスクヘッジで、複業に踏み出した方は多いのではないでしょうか。
もう一つは「キャリア」です。
最近YouTubeで好きなことを仕事にしている方、カメラ好きが講じて複業からプロのカメラマンになった方、ファッションが好きでSNSを通してインフルエンサーになった方、SNSで趣味を発信し続けていたら、講演のオファーがきた方、サッカーゲームでeスポーツを通してプロゲーマーになった方、上げ続けるとキリがありませんが、好きなことを仕事にしている方は
ここ最近で急増しました。無料の動画配信コンテンツ、ラジオ、SNSなどが
認知し始められたからです。
コンテンツ(youtube等)の収益の仕組みは有名人を出演させ、そこに出稿している企業から広告料を貰っているからです。昔は有名人=芸能人、でしたが、今は一般人でもSNSで有名に慣れるので、そこで仕事になることが増えてきました。
好きなことでも継続していれば、もしくはニッチなことでも続けていれば収入になる。そう感じている方も少なくないはずです。
というわけで、何も本業に囚われずともやり方次第では食べていけます。
その食べていくための共通項は、「好きなこと」もしくは「向いていること」です。
会社で働くことがもちろん悪いとは言いません。
僕も会社員ですし、本業は学びになり向いていることなので楽しいです。
ただ、それ以外の選択肢が自分にあることがわかっているのとわかっていないのとでは、これからの人生に雲泥の差なので、これを機に自身のキャリアを見つめ直してみましょう。
ちなみに僕は50歳で沖縄あたりで暮らすことが夢です。笑