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神セトリVol.7

神セトリを英語で言うと、SETLIST IS GODでいいのだろうか?
まぁ、対バンなのに自分の好きなグループのライブを40分枠で見られるというのはファンにとってはたまらないセトリであることは間違いないが。



⚫︎ミニスカポリス
タイムテーブルが変更になったことを気付いていなかったので当初見る予定がなかったこちらも見ることができた。まだやっていたんだと思ったが、どうやら、最近、新たな体制で始動したらしい。

⚫︎HIGH HIGH BEAM
持ち歌がそんなにない彼女たちが40分枠のライブをどうやってやるんだろうと気になっていたが、途中で観客にグッズをプレゼントする抽選コーナーをやったり、最後にもう一回、人気曲“エブリデイエブリデイ”をやったりして、枠を埋めていた。


新曲が近々発表されるらしいので、今度、この“神セトリ”に出演する際にはそうした穴埋めは必要なくなるとは思うが。
それにしても、抽選コーナーの商品の一つがいらないレシートの裏に書いたメンバーのサインって…。最高に笑える商品だ…。
そして、ハイビー楽曲のサブスク配信も決定したとのこと。多分、“エブエブ”を聞きまくることになると思う。



⚫︎蛍
別の現場に行ったりした後に戻ってきて鑑賞。今年、@JAM EXPO出演を果たしたグループなだけあり、40分をきっちりとこなしていた。これでもまだ、“あの曲やらないんだ…”というのがあるんだからね…。
そりゃ、他のオリーブのグループと比べてチェキ料金が高いわけだ。日本人は人気があるもの、売れているものは大量にさばけるのだから安くできるみたいな考えの人が売る方にも買う方にも多いが、世界的な考えだとオリーブ流が一般的なんだよね。需要のあるものは値上げするというのがね。もしかすると、海外遠征とかやってみても面白いかも知れないと思った。ビジュアル的にも外国人にも受けそうな気もするし。



⚫︎思い出とプレゼント
自分はかつて、いわゆる地下アイドル・ライブアイドルの現場とは若干、距離を取っていた。というか、地上アイドルでも接触系イベントには参加しないようにしていた。

そんな自分がこちら側に軸足を移すきっかけを作ってくれたのが今回卒業した思プレメンバー2人のうちの1人であるかえちゃんだ。

勿論、コロナ禍になって以降、接触系イベントに関するレギュレーションが厳格化されるようになり(最近はだいぶ緩んだとはいえ、それでもいまだにトーク時はマスク着用の現場もある)、風俗・水商売イメージが薄れたというのも行きやすくなった理由だと思う(そうした、風俗・水商売みたいなものを依然として求める人を呼び込もうという戦略で話題となったのが9時間1500円かな)。

でも、そうしたコロナによって変わったアイドル現場というのは後付けの理由で、本当の理由はかえちゃんと出会ったことが地下現場にハマるきっかけだったんだと思う。

TOKYO IDOL FESTIVALなどのアイドルフェスや坂道、ももクロのような超天空アイドルのライブが行われると、地下アイドルなどが会場周辺でビラ配りしている光景が当たり前のようになっているが、かえちゃんとの出会いもビラ配りだった。
2021年、TIFの各会場の移動経路で当時、RAISEのメンバーだったかえちゃんからビラを受け取った際に何故か、その受け取ったビラが無性に気になり、帰りの電車の中でSNSをチェックし、気付けばRAISEのライブに足を運んでいた。



ちなみに、複数のアイドルの間で使われている“はらちゃん”という自分に対する呼び方はかえちゃんと初めてチェキを撮った時に彼女が命名したものだ。

そのRAISEだが、自分が通いはじめたすぐ後に突如、活動休止を発表してしまった。
その後、かえちゃんはしばらく、配信はしていたが、その配信もやがて途絶えてしまい、もうこれでかえちゃんと会う機会はないのかなと思ったりもした。

そんな時、彼女がスタガロというグループのメンバーになることが発表された。2022年初頭のことだ。
もっとも、スタガロのライブを見る機会は2回しかなかった。当時はコロナの影響で声出しNGの現場がほとんどだったのに、このスタガロは事務所の方針か、声出しOKのライブばかりだったので、この頃の感染状況を見るととてもではないが、ライブに行って体調崩しましたと言えない雰囲気だったからだ。

かえちゃんはそのスタガロもわずかな在籍期間で辞めてしまった。こちらは活動休止ではなく卒業だが。

そして再び沈黙期間に入ったので、今度こそかえちゃんと会う機会はなくなったんだろうなと思っていた。

ところが2022年11月、突然、RAISEの一夜限りの再結成ライブが行われた。そこで久しぶりにかえちゃんに会い、その時の物販で出会いの場がTIFだったことを確認しつつ、“TIFに出たいね”などという話をしたものだった。

それから間もなくかえちゃんの思プレ加入が発表された。

ここからは怒涛の勢いだった。

RAISEもスタガロも数ヵ月間しか所属しなかったのに対して、思プレには1年ちょっと在籍していたから色々なことができたというのもあるけれど、それでもこの1年間は非常に充実していたと思う。ワンマンライブ、CDリリース、サブスク配信、雑誌のインタビューなどこれまでには経験できなかったことが次々と実現したし、ステージではなく縁日イベントのみではあるもののTIFにも参加した。地下アイドルとしてやっておきたいことは一通りできたって感じだったのかな。

今後、配信とか撮影会を含めた芸能活動をやるのかどうかは分からないけれど、ひとまずお疲れ様でした。


そして思った。思プレに入ってからの1年ちょっとの間だけでも、色々と髪の色とかイメージが何度も変わったよね。



そんなかえちゃんとりっちゃんのラストライブ、さすがに40分枠と長丁場だから泣かないかなと思ったりもしたが、やっぱり泣いてしまった。


しかも、思プレ楽曲で一番、感動系という言葉からは程遠いような“消えたモンブラン”を聞いて。思プレ屈指のコミカルな曲を現在のメンバーで聞けない、つまり、これまでの日常とは異なってしまうというのは、メッセージ性の強い曲とかよりもこたえるのかも知れないと改めて思った。



りっちゃんに関しては、自分が思プレに通い始めた頃は目立つのが嫌いというキャラだったと思うが、ここ最近はだいぶアグレッシブになったなと思う。特に毎朝、X(旧ツイッター)で呟く朝の挨拶、“おはりっちゃん”コメントを見るのが日課になっていて、楽しませてもらいました。



ところで、あもさんはハイビーとの兼任だけれど、タフだなって思う。ただてさえ、今回は通常の2倍の長さがあるライブなのに、2グループ分出ているんだからね。






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