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墨田区マンセーはやめよう!

自分が住んでいる地域では資源ごみの回収日は木曜日となっているが、土曜日の朝になっても回収されていなかった。

木曜日には古紙、紙パック、びん・缶、ペットボトル、トレーの5種を回収することになっているが、墨田区ではどうやらそれぞれの種類ごとに下請けの回収業者が違うようだ。

何故かある種類だけ回収されずに残っていることも多く、すみだ清掃事務所に“⚫︎⚫︎だけ回収されていないがどういうことだ?”とクレームの電話を入れたところ、種類ごとに下請け業者が異なっているということを言われたので、それで一つの業者ではなく複数の業者がやっているんだということを知った次第である。

おそらく、紐などでゆわいて出す紙系(古紙、紙パック)、ネットに入れて出すペットボトルやトレー、ボックスに入れるびん・缶で大きくわけているのだろう。ペットボトルやトレーの回収が終われば一緒にネットもなくなっているし、びん・缶の回収はボックスごとされているようだし。

そして、この下請けに回収させるというシステムには非常に問題があると思う。

基本、業者に投げっ放しなんだよね。一度、どこかに集めて、それを墨田区がまとめてリサイクル業者に売り渡すというシステムではないようだ。

資源ごみを回収しリサイクルに回すまでの工程全てがどうやら、業者の責任になっているようだ。

“は?”って感じだ。

コロナ禍以降、ホームレスを装った連中(実際はフルタイムの仕事をしてきちんと納税するといった社会的活動をしたくないだけの怠け者)による資源ごみ泥棒被害はだいぶ減った。

それは、誰が触ったか分からない資源ごみに触れることでウイルスに感染するリスクが高まることを警戒したという側面があるのは言うまでもないと思う。

それと同時に、というか、こちらの方が大きな理由ではないかと思うのだが、リサイクル業者の買い取り価格が下がっているということだ。清掃事務所の人間に回収忘れでクレームを伝えた時に先方がそういう内容のことを言っていたので間違いないだろう。
要はペットボトルや古紙を盗んでリサイクル業者に買い取ってもらったとしても労力に見合った収入にならないということだ。

コロナ前は下請け業者が資源ごみ泥棒と結託して、泥棒が漁ったエリアには業者が行かないみたいなことをしていたようにも見えた(実際、業者と泥棒が会話している場面に遭遇したことがある)。それで業者の仕事量を減らしていたのだろう。
でも、最近は泥棒の数が減っているので回収作業はほぼ業者がやらなくてはならないのが現状だ(本来、業者がやる仕事だけれどね)。

リサイクル業者による買い取り価格が低下して収入が減るのは泥棒だけでなく、下請けの回収業者も同じだ。
だから、回収業者の連中の仕事も雑になる。雨が降った日のびじょびしょになった古紙なんて、通常よりもリサイクル業者の買い取り価格は下がる。だから、悪天候の日になると回収業者の作業はさらにいい加減になり回収漏れが多い。

また、本来ならドライバー担当と回収担当の2人1組で作業すべきだが、金にならない仕事だからドライバーが1人で運転と回収をすることになる。
雨の日とか道路工事をやっている時、通勤・通学ラッシュ時などには、わざわざ何度も車から降りたり乗ったりを繰り返したくないから車内から目視で資源ごみがあるかないかを大雑把に判断し、ないと思い込み回収しないこともあるように見受けられる。

ただ、今回の回収忘れはびん・缶だ。本来はボックスごと回収するものだ。仮に中が空っぽでもボックスは回収する。となると、業者は回収作業そのものをしていなかったことになるんだよね。勿論、周辺の集積所には回収されている所もあるから、一応、作業は行っているのだとは思う。
ただ、何らかの事情で自宅前を通るのを忘れたか、ボックスごと回収済みだと思い込んだのかも知れない(そんなわけあるか!)。
でも、回収作業が終わったら、ボックスの数が前日に各集積所に配布したものと合っているかどうかの確認ってしないの?していたらおかしいって気付くよね?つまり、金にならないから適当な作業をしているということだよね。

そもそも、墨田区が回収からリサイクルに回すまでの全ての工程を下請け業者に投げっ放しなのも、資源ごみ泥棒の被害があってもロクに対策を講じないのも、結局、資源ごみのリサイクルは金にならない=区の収入にならないからでしょ。

まじめに分別しているのがアホらしくなる。

そして、こんなことをしている墨田区や墨田区長が他の自治体やマスコミからマンセーされているんだからね…。

いい加減にして欲しい。

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