アイコレ〜絶対に推しが見つかるアイドル SP!!!〜
本公演は東銀座の時事通信ホールで開催された。
本公演の情報が解禁されて以降、アイドルにしろ、オタクにしろ、東銀座ってどこ?時事通信って何?と戸惑っている人が多かったようだ。
時事通信という企業名自体、きちんとニュースをチェックしている人や、報道寄りのマスコミ関係者以外は知らないと思うから、“何それ?”ってなっている面はあると思う。共同通信とかロイター通信なら聞いた覚えはあるという人はいるだろうが、時事通信は多分、耳にしていても忘れてしまっている人が多いのだろう。ちなみに、時事も共同もロイターもニュースを配信する通信社だ。
また、銀座地区に馴染みがないというのもあるのだろう。対バンの多くは都内で開催されるのにアイドルやオタクの都民率は低い。その少ない都民のアイドルやオタクの中で生まれも育ちも東京、少なくとも親のどちらかも東京生まれという人はさらに少ない。自分のように母方の家系をたどれば、江戸時代末期の武士になるような人はかなりの少数派のようだ。というか、芸能、マスコミ関係全般的にそうだ。ドルオタやネット民を含むオタク全般もそうだ。
ネイティブ都民でない人からすると銀座というのは敷居の高い(これって間違った言葉使いらしいが)存在というか、何があるか分からない地域なのだろう。
銀座のイメージと言えばこんな感じだろうか。
⚫︎都心の一等地
⚫︎観光客が東京駅から近い繁華街として訪れる場所
⚫︎ビジネスマンが多い地域
⚫︎有閑マダムが友人とランチやお茶をする場所
⚫︎高級クラブや寿司店に代表される接待の街
⚫︎下町感覚が残るエリア
まぁ、地方出身者からすればよく分からない所だよね。
マクドナルドの1号店は銀座にオープンしたし(今はない)、ギリギリ、日本が裕福だった90年代半ばにはGAPがオープンしたりしているのに(こちらも今はない)、ユニクロやダイソーができると銀座の地位が失墜したとか言われてしまうのだから、そもそも、人によって銀座のイメージは違うのだろう。
かつて、ぴあなどの情報誌が映画館の上映スケジュールを雑誌で掲載していた際、銀座と日比谷・有楽町地区はまとめて一つの地区として扱っていた(一応、区分けはされていたが)。駅で言えば、銀座・東銀座、京橋、銀座一丁目、有楽町、日比谷あたりが広義の銀座地区だ。
また、有楽町駅を降りて東京国際フォーラムを突き抜けると東京駅に着くし、東京駅からは二重橋駅や大手町駅にも歩いて行ける。日本橋駅だって徒歩エリアだし、日本橋からは三越前駅もすぐだ。また、銀座や有楽町、日比谷からちょっと歩けば新橋にも着いてしまう。広義の銀座文化圏は非常に広い。おそらく、長年、東京に住んでいない人だと、それぞれの街の共通点や相違点は理解できないだろう。
まぁ、渋谷や新宿、池袋といった都心扱いのエリアどころか、上野や錦糸町といった下町の繁華街・歓楽街にもある若者向けの要素というのが銀座地区には少ないから、地方出身で尚且つ、有閑マダム的なランチをしたりナイトクラブに行くような富裕層でない人にはピンと来ないというのはあると思う。
自分は東京生まれで、地元の下町(錦糸町や上野など)で見たい映画が上映されない時は、家族と行くにしろ、同級生と行くにしろ、1人で行くにしろ、子どもの頃から銀座の映画館に行っていたから(今は違うけれど、かつてはミニシアター系作品以外はほぼ全ての新作が銀座地区で見ることができた)、銀座に行くことに抵抗感はなかったし、広義の銀座地区の地形も頭に叩き込まれていたが、東京生まれ東京育ちでない人には全く土地勘がないんだなというのを今回改めて実感した。
東京ミッドタウン日比谷・TOHOシネマズ日比谷が出来て以降、若者が銀座地区に戻ってきた感じはしていたけれど、アイドルやアニメといったオタク関連以外の界隈と接する機会が少ない人には未知の世界なんだろうね。
そんなわけで今回見たのは以下のアイドル。
⚫︎Lamb's ears
金髪メンバーがめちゃくちゃ好みだ。
⚫︎BANZAI JAPAN
2週連続で見た。着々とありちゃんの卒業が近付いている。卒業までにあと何回見られるかな?
⚫︎オトメルキュール
どうやらデビューして1週間しか経っていないらしい。王道清楚系って感じなのかな。
⚫︎TEARS-ティアーズ-
やっぱり、ONEtoONEって最前管理が悪目立ちしているから、ここのアイドルが何組も出てくる対バンで運営サイドが重要ライブ扱いしているものだと、ここのオタクが全然動いてくれない。荷物を置いてしばらく戻って来ないのはダメでしょ。荷物を置いて席を外していいのはトイレに行く時だけ。それ以外の時は荷物を置いていくべきではない。なので、前方席も一般席も明らかなキャパオーバー状態になっていた。アイコレは座席ありがデフォルトだけれど、121のオタクがうじゃうじゃいる時は座席を配置してはダメだと思う。
⚫︎桜色Standard
入場特典としてくるみんから7、8月分のカレンダーをもらった。自分が生まれた真夏の時季がついにやって来るというのを実感した。
まぁ、一部の最前管理の悪影響とかイベント主催サイドの判断の甘さというのはあるにせよ、満員状態の中でサクスタがライブをできたのは結果としては良いことだと思う。
そして、久しぶりにみくみくが衣装を着て登場していたことに驚いた。本格的に現在のラインナップのサクスタが始動したって感じがする。
ライブ後のオタク飲み会の際に、くるみん推しはくるみんに似て、行動がせっかちだということが判明した。推しに似るという言葉はよく聞くが、やっぱり、どこか、自分に近いものを感じるから好きになるんだろうなというのを実感した。
⚫︎SAY-LA
おそらく、彼女たちの回しのスケジュールの都合なのだろうが、SAY-LAが15時という早い時間帯に出てきたことに驚いてしまった。物販開始前に自分がチェキ券をどこにしまったっけ?と財布の中を漁っていたところを通りかかったもんちゃんに見られてしまった…。
⚫︎シャルロット
中高生メンバーだけのグループなだけに、このグループにハマったらロリ扱いされるのではないかと思ってしまった。
⚫︎Twinkle⭐︎Stars
先週はみぽりんを見ることができなかったので久しぶりのみぽりんは楽しかった。チェキの時のハイトーン&マシンガントークは本当に楽しい。
なぎPはミニティアラが可愛いかった。ティアラを見ると生誕祭が、なぎPの生まれた獅子座の季節が近付いているんだなというのを実感する。
ところで、ゆいゆいはチンチラを飼うとしたら名前をタツオにすると決めているようだ。由来はどこから来ているのだろうか?