ねこのガーフィールド
ただの“ガーフィールド”で日本でも通じている(U-30の人は知らないかも知れないが)コンテンツの“新作”の邦題にわざわざ、“ねこの”という枕詞をつけたのはダサいと思う。まぁ、ガーフィールドを知らない日本のU-30にガーフィールドがねこだということを知ってもらいたいからこういう邦題にしようとなったのだろうが。
作品自体は面白いシーンや感動するシーンもあるんだけれど、全体的にはテンポが悪く睡魔に襲われそうになる感じだった。本作はソニー作品だけれど、イルミネーションのCGアニメーション映画みたいなテンポだった。
ところで、“ミッション・インポッシブルのテーマ”や“賛美の世界(トップガン・アンセム)”が流れるなどちょいちょいトム・クルーズネタが散りばめられていたのは何故?
あと、ねこの映画なのにスヌープ・ドッグがボイスキャストに名を連ねているのも面白かった。そう言えば、「アダムス・ファミリー」でも声優をやっていたね。
トムもスヌープもパリ五輪の閉会式を賑わせたスターだけれど、日本の配給サイドは何故、これを宣伝に利用しないのかなって思う。映像や写真の許可は各媒体が取ればいいだけの話なんだから、ネタくらいは提供してもいいのではって思う。
日本の芸能人を使った何のプロモーションにもなっていない宣伝と、本国サイドからやれと言われたこと以外何もしないから、洋画作品の存在が世間に認知されないんだよ。
あと、日本の映画業界関係者って映画のこと以外何も知らないのが多すぎる!こういうタイムリーな話題はどんどんぶっ込んでいかないと!
洋画不振の原因は、配給・宣伝会社の無知にあると思う。
《追記》
TOHOシネマズ日比谷のスタッフって本当クソだ。まぁ、TOHOシネマズはどこの劇場もスタッフが上から目線だけれど、特に日比谷は酷い。東宝本社のお膝元だから社員の偉そうな態度を取る癖がバイトを含めた全スタッフに蔓延しているのでは?
ここの地下にある12、13スクリーンは入場開始の告知が徹底されていないがそれはどうなのかと思う(TOHOシネマズ六本木ヒルズも酷いが)。
オシャレなエリアにあるから入場開始のアナウンスのような下々の者向けの騒音になるようなことはやりたくないってこと?
でも、明らかにやっている時もあった。だから、入場ゲートを通ろうとしたら、入場開始になっていないと言われた。それからしばらく待っても何も告知がされず5分前になったのでスタッフに聞いたら、“入場開始になっている。ここでは入場開始のアナウンスはしないことにしている”と言い返してきた。
じゃ、先程聞こえたのは何?他の作品の告知かも知れないが、アナウンス自体はやっているよね?
それに目の前で待っているんだから、入場開始になったら一言言ってくれてもいいのでは?
やっぱり、TOHOシネマズって、30代以上の1人でやってくる映画ファンを観客と思っていないでしょ?
退場時に家族連れとかカップル、女性のお一人様には“ありがとうございました”って言うのに自分は言われたことないしね(日比谷に限らず、ほぼ全てのTOHOシネマズで)。