舞台「NO TRAVEL, NO LIFE」 5月12日(金)19:00
また、馬嘉伶出演の舞台を見てしまった。
選抜常連以外のAKB48メンバーで一番好きなのは多分、彼女なんだと思う。
ちなみにまちゃりん出演舞台を見るのは本作が4作目だ。
朗読劇「海辺の街でもう一度、あの日の彼女に会えたなら」(2022)は少女4人組の話でクレジットは4番手。
「メイドランカー!詰り蹴落とし跪け乙女」(2022)は同じくAKBの武藤小麟とのW主演。
「女王幻想花劇」(2023)は重要な役ではあるもののクレジットは8番手だった。
今回の「NO TRAVEL, NO LIFE 2023」は6番手のクレジットだ(キャストは全6人)。
ポジションも色々って感じかな。まぁ、日本語のネイティブ話者ではないから作品によって番手も変わるって感じかな。
本作でも、主人公が旅先で出会った現地人役のセリフを言っている時は気にならないんだけれど、ナレーション的なパートを担当している時はやっぱり気になったからね…。
ただ、驚くほどまちゃりんが可愛いかった!だから、イントネーションなんかどうでもいいやという気分にもなってしまった。
それにしても不思議な舞台だった。
主人公(原作者)を演じる役者以外は全員、複数キャラの兼役だからね…。
だから、全編にわたってほぼずっと舞台上にいるし、ステージはじに衣装をかけておいてその場で着替えるというかなり省エネ感がある舞台になっていた。
あと、全編にわたって外国や外国人に対する偏見が多いのも気になった。作中で描かれた年代から想定すると原作者はバブル世代だからそういう思想なのは仕方ないのかも知れないけれどね。
あと、日本にいなかった期間が長かったことも影響しているのだろうが、背景となった時代の描き方がおかしい箇所も目立った。
70年代末から80年代初頭あたりを不景気と言ったり、90年代初頭にバブルに突入したと言ったり、普及率が低かったはずの90年代半ばの場面なのに携帯やデジカメがバンバン使われているしね。それに、描かれる時代を行ったり来たりする構成も効果的とは思えなかった。
それから、乞食など既に不適切になって久しい言葉を使うのはどうかと思った。バブル末期には既にこの言葉は使わなくなっていたしね。
まぁ、何でもかんでもホームレスと呼ぶのは違うと思うけれどね。日本のホームレスは単なるきちんとした仕事をしたくない、税金を収めたくないだけでホームレスをやっている連中だからね。こういう連中までホームレス扱いし、左翼やパヨク、リベラルが彼等を守れとか勘違いしたことを言っているのを見ると腹が立って仕方ないが。
あと、ナレーション的パートは一応、写真や資料ファイルを使ってごまかそうとしたりはしているけれど、カンペというか台本を手に持ちながらの実質朗読劇状態になっているのはどうかと思った。アイドルも出ているし、稽古の時間が取れなかったのかな?
まぁ、アドリブは面白かったと思うけれどね。ただ、セリフを噛んだりミスしたりというのがちょっと目立った気はする。
ぶっちゃけ、本編後のトークショーの方が面白かった。ちなみに、この日のトークショーの面子は女子キャスト3人と主人公役の俳優、原作者だった。
そして、このトークショーでもまちゃりんの可愛いさが光っていた。
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