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ヤマトよ永遠に REBEL3199 第二章 赤日の出撃

リメイク版「宇宙戦艦ヤマト」シリーズの先行上映はずっと特別料金で全年齢層問わない均一料金だが、以前は通常の一般料金よりは気持ち安かったはずだ。ところが本作は2000円均一となっている。
テレビアニメやOVAの先行上映なんてオタク、マニアしか見ないし、連中はいくらでも好きなモノのためには金を使う。カタギの観客には迷惑をかけていないと言い訳されたら、その通りなんだけれど、オタクやマニアになる手前の学生・生徒・児童やこの道に戻って来ようとするシニアのことを考えると、これは悪手だと思う。ファン層の拡大の機会を奪っているわけだしね。



冒頭に松竹のロゴが出ずに本編かと勘違いしてしまうような映像がスタートしたので上映ミスかと思ったが、すぐにそれはこれまでのダイジェストだと分かった。
そんなダイジェストを長々とつけて上映時間を水増しして、特別料金に対する文句を言いにくい雰囲気を作っているのはセコいなと思った。


リメイク版「ヤマト」シリーズの先行上映は、オープニングは冒頭のみ、エンドロールはラストに全話分まとめてという形で行われる。
他の先行上映作品の中には、テレビ放送時に入るアイキャッチや前話までの繰り返し部分が多いアバンもそのままカットせずに上映しているものもあるが、「ヤマト」はそうではないので、どこまでが1話分なのかが時々分からないことがある。
特に今回上映された4話分はシームレスに話が進んでいく展開なので、ここまでが1話分かなと考えるのがちょっと難しかった。

今回の4話分はかなり政治的な話だった。リメイク版「ヤマト」は左翼思想に満ちていると批判する人をよく見かけるが、そういう連中からすると今回の4話は耐えられないのではないだろうかと思う。

第二次安倍政権以降、日本で蔓延している洗脳的な政治への批判とも取れる要素もあったしね。

とりあえず、ラデツキー行進曲が流れたので、思わず手拍子しそうになってしまった…。

まぁ、あと20話分、先行上映だと5回分を見終えないと、ちゃんとした評価はできないから、こんな薄いことしか言えないんだけれどね…。

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