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詐欺みたいなことはやめろ!

1週間ほど前に記憶にない番号から携帯に着信があった。ネットでその番号を調べるとどうやら、J:COMのセールスのようだ。

そして、今度は自宅の固定電話にJ:COMから電話がかかってきた。

先方は長々と話す気まんまんだ。

こちらはとっとと用件を述べて欲しいと訴えた。

どうやら、ケーブルTVチューナーの点検と契約プランの確認が目的で、一度、こちらを訪問したいらしい。

こちらが“点検費用はかからないのか?”と聞くと、先方は言葉を濁した。
結局、機器に不具合があるとか何とか言って、今使っている機器よりも機能が増えたチューナーを使わせ、それに伴い今のプランよりも月額料金の高いコースを契約させるのが目的であることはちょっとでも一般常識のある者ならすぐに分かる。

別にこちらから不具合を訴えていないのだから、チューナーの点検なんて必要ない。どうせ、ビッグモーターみたいに点検したフリして、あるいは、点検担当者がわざと機器に不具合を発生させたりするのは目に見えているしね。

そして、その新しい機器では現在のプランは対象外とか何とか言って、月額料金の高いコースに変更させる気なんだろうね。

無知な爺さん婆さんなら騙されてJ:COMの言いなりになるけれど、こちらは素人ではないからそう簡単には騙されないぞ。

まぁ、こういう強引なセールスをやるくらいケーブルTV業界(BS、CS含む)が厳しい状況にあるんだろうなというのは何となく分かるけれどね。

米国で起きたことが何年か遅れて日本にもやって来ているということなのだろう。

これまで、ケーブルが担っていた映画やドラマ、アニメ、音楽、スポーツなどに特化した番組の視聴はサブスクの配信サービスが中心となっている。だから、特定のジャンルの専門チャンネルの需要は減っている。
若い層の間を中心に総合チャンネルである地上波を見ない人も増えていて、こうした局で放送されるドラマやアニメは配信で見ればいいという考えの人が主流だ。ニュースはダラダラした偏向報道のワイドショーなんか見たくないという人も多い。

だから、ケーブルの契約数は伸びないし、逆に解約件数は増えていると思われる。

だから、今いる契約者からさらに搾取しようという安直な発想に至ったのだろう。

でも、こちらが頼んでもいないのに訪問するのは誰だって警戒するよ。

そんな押し売りみたいなことをしたらただてさえ低い信用度をさらに下げることになるだけだ。

元々、これまでJ:COMには何度も騙されたからね。

受信状況が悪い時に、点検に来た作業員は勝手にチューナーを変えておきながら、高額プランに変更しないなら、このチューナーを数週間後に撤去するとかワケの分からないことを言ってきたこともあった。
また、過去の点検のための訪問時には今のNTTの固定電話を解約させて、auにさせようとするしつこいセールスもあった。

こういう苦い経験があるので、利用者はJ:COMを信用していないんだよね。それに、ここのWi-Fiは繋がらないと“評判”のようだし。

だから、曖昧なことしか言わないセールス電話に腹が立ったので、途中で電話を切ってしまった。

そもそも、緊急の用件でないのに、メールや郵便でなく、わざわざ、電話をかけてくるというのは騙す気まんまんってことだからね。

文章なら冷静に判断できるが口頭だとつい相手の言いなりになってしまうことがあるからね。

やっていることが本当、詐欺なんだよ!

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