ミッドサマー ディレクターズカット版
退屈なクソ映画であるはずなのに長さを感じないのは何故?通常版は約2時間半。このディレクターズカットは約2時間50分もあるのに…。
あと、この18禁のバージョンよりも、通常版の方がエロく感じるのは何故?昭和なボカシのせい?
大きな変更点は夜のシーンが挿入されているくらいなのに、20分ほども上映時間が違うんだから細かな編集をし直しているんだろうなというのは理解できる。通常版よりも唐突感は減っているし。初公開版よりもディレクターズカットの方が出来がいいというレアなケースかもしれない。まぁ、通常版は明るい場面(昼もしくは白夜の時間帯)で起こるおぞましい出来事というのが魅力だったので、夜のシーンの追加は魅力の半減と思う人がいるかもしれないが、でも、このシーンの追加によって、ヒロインが睡眠薬を求める理由が明らかになっているし、全体的に見ても、分かりやすさが増しているようには思う。おそらく、通常版は興行的な理由で短くしろと言われて、強引に切ったから、唐突感が強まってしまったんだろうなとは思う。
そして、このバージョンであれば、ホラー映画と感じることがきちんとできた。通常版は単なるアングラ的なものが好きな自称とんがっている系の人向きの意味不明映画って感じだったが。
それにしても、マジで、「ミッドサマー」って女性の癒し映画として支持されてんだなってのを女性観客の多さで実感した。そんなに男に対する不満がたまっているんですか?
「ミッドサマー」人気、最初は限りなくステマだと思っていたのだが、本当にブームになってしまったって感じかな…。まぁ、春の話題作が軒並み公開延期だから、この映画をネタに楽しむしかないって感じもあるよな…。
ところで、最近、オリジナル版と別バージョンを同時期に上映するってのが増えてきたよな。以前は、オリジナル版の公開が終わってしばらく経ってからとか、〇周年とかの節目とか、ソフト化される際にイベント上映的に公開するってのが多かったが、時代は変わったな…。
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