![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55094344/rectangle_large_type_2_3e3c56bced3e63a72dcd8cdf60d83f5f.jpg?width=1200)
昔の職場へ戻る理由とは…
宮脇咲良がIZ*ONEの一員としての2年半のレンタル移籍というか、徴兵というか、そういう期間を終えて日本に戻ってきたとしても、HKT48からはすぐに卒業するだろうと韓国へ渡る前から思っていた。
ぶっちゃけ、IZ*ONEの活動期間延長、あるいは、IZ*ONEとしての活動は終えても、韓国芸能界に残留する可能性もあると思っていた(まぁ、今後の活動に関してきちんとした説明がされていないから韓国に戻る可能性もあるとは思うが)。
でも、とりあえず、IZ*ONEとしての活動が終われば、HKTを卒業するにしろ、しないにしろ、日本でコンサートをやってくれるのは確実だと思っていた。
そして、韓国に渡る前のHKTのメンバーとしてのさくらたん人気、IZ*ONEの一員として世界のミヤワキとしての人気を考えれば、福岡だけでなく東京(もしくは首都圏)でもコンサートを開いてくれると思い込んでいた。
でも、卒業コンサートは福岡でのみの開催となった。
ワクチン接種が欧米と比べれば進んでいない日本では、コロナ禍で大量のメンバーやスタッフを九州から関東に移動させるのは難しいから仕方ないという面もあるのだろうが、冷静に考えてみたら、これまでのAKBグループのメンバーの卒業コンサートって、グループの本拠地かメンバーの出身地での開催がほとんどなんだよね。
首都圏と福岡で2度の卒コン(福岡公演は正確には感謝祭と呼んでいたが)を開催した指原莉乃が異例中の異例だったんだよね。
AKBグループではないけれど、元乃木坂46の西野七瀬だって、卒コンは出身地の大阪でしか開催されなかったしね。彼女レベルの人気なら大阪プラス首都圏で開催してもおかしくなかったのにね。
そう考えると、さしさんが去った後のHKTの1推しだったさくらたん(といっても、その時点でさくらたんは韓国に行っていたので、実質的には、次点のみくりんが1推しみたいなものだったが)の卒コンを首都圏で見るというのは、元々、無理な話だったってことか…。
ところで、現時点では、さくらたんは今後の活動方針や拠点を明らかにしていないが、IZ*ONEの一員として、日本や韓国以外の国や地域でも評価されたわけだから、普通に考えれば、今後も海外で活動していくはずだよねとは思う。
日本に戻ってきてからの1ヵ月半ほどの彼女を見ても分かるように、明らかに他のHKTメンバーとビジュアル面でも実力面でも差が出ていたしね。
それに、世界のミヤワキ級のギャラをオワコンになりつつあるAKBグループでは捻出することができない。
だから、いくら、メンバーや運営、ファンに対する感謝の気持ちはあったとしても、出ていくことになるのは当然だと思うんだよね。慈善事業じゃないしね。
昔いた職場に戻ろうとする時の動機っていうのは、基本的には以下の5パターンだと思う。
①職場がなくなったor今の勤め先の業績が怪しい(倒産など)
②解雇されたorリストラされそう
③今の職場に不満がある(自分の仕事が評価されない、人間関係が悪い、労働環境が良くないなど)
④昔いた職場から戻ってきて欲しいと要請された
⑤給与やポジションなど待遇が良い
自分はこれまでに3回、以前いた職場に戻ったことがあるが、最初のケースは④のパターンで、2回目は③、そして、去年の話だが、3回目は⑤が理由だった。
さくらたんの場合は、IZ*ONEは元々、期限付きのプロジェクトで、活動が終われば、HKTに戻ってくるという決まりになってはいたが、まぁ、IZ*ONEの解散は企業の倒産みたいなものだから、彼女がHKTに短期間とはいえ戻った理由は一応、①のパターンということになるのだろうか。
でも、すぐにHKTを卒業したということは、HKT側から、彼女を引きとめておくほどの好条件は提示されなかったということだし、好条件を出してまで引きとめようという気もなかったのだと思う。
さくらたんがIZ*ONE解散後、しばらく、HKTの一員として活動するのであれば、5月にリリースされたHKTのシングル「君とどこかへ行きたい」の発売日を遅らせてでも、彼女を選抜メンバーに加えているはずだし、仮に同曲がJR九州とのタイアップ曲だからリリースを遅らせるのが難しいとしても、MVを作らないカップリング曲とかであれば、帰国前に韓国でレコーディングした音源を日本に送って、日本でレコーディングした他のメンバーの音源とあわせることだってできたはず。
というか、そもそも、帰国後にリリースされているのに、カップリング曲を含めたどこにも参加していないってのはおかしな話だから、だいぶ前から卒業は既定路線だったってことなんだよね。
それに、HKTのCDシングルには収録しないのに単発の配信シングルとして、さくらたんの卒業ソングは発表しているんだから、お互い深い関係を築かずに卒業までの1ヵ月半を過ごそうということだったんだろうね。
つまり、HKTのメンバーとして活動を続けることは、自分にとっても、他のメンバーにとっても、プラスではないと判断したってことなんだろうね。
指原莉乃在籍時代、我々、ドルオタはHKTには豊富な人材がいて、それをさしさんがうまく采配して動かしていたということは分かっていたが、世間的には、どうしても、指原莉乃と愉快な仲間たちと見られてしまっていた。
IZ*ONEの一員として、AKBグループに興味がないK-POPファンにも評価された宮脇咲良がHKTの一員として活動を再開すれば、どうしても、世間は宮脇咲良と愉快な仲間たちと見てしまう。
しかも、指原時代はまだ、関東圏でも精力的に活動していたから、他のメンバーにもチャンスがあったが、当時とはHKTの運営も違うし、コロナ禍で活動にも制限がかかっている。
そうなると、尚更、他のメンバーは愉快な仲間たち扱いになってしまう。
そういうことまで考えた上での卒業のような気がするな。
それにしても、コロナ禍になって、関東でHKTを見る機会がほとんどなくなったから(STUなんかは武道館でコンサートしたり、都内で定期公演したりもしているのにね…)、すっかり、HKTに対する熱も下がってきてしまったよな…。今回の卒コンも見られなかったし…。
最後にHKTのライブを見たのって、2019年夏のTOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)だしね。それまでは、毎年、HKTのライブを見ていたのにね。多分、2014年夏のTIFで見て以来、それからの5年間で25回くらいは見ていると思う。
それが、この2年近くはゼロだからね…(みくりんのソロコンだけは見たが)。
HKTのライブを首都圏で見られる日が来ることを願っています…。