VILLE NEUVE 新しい街 ヴィル・ヌーヴ
イメージフォーラムで映画を見るのは超久しぶりな気がする。というか、前に来た時って、座席指定制ではなかったような気がする。
そして、フルキャパの座席販売が再開された映画館で鑑賞したのは、これが初めてだ。感染を恐れ、なるべく、前後左右斜めの観客と接触する人数が少なくて済む最前列の通路側の席を予約したが、ガラガラだった…。というか、最前列は自分しかいなかった。
まぁ、冷静に考えればミニシアターレベルでもヒットするような映画ではないよな…。
基本的には海外アニメーション映画好きしか見ないような作品だもんな…。
それにしても、コレ、夜勤明けで見たら、確実に睡魔に襲われる作品だな…。
駄作とは全く思わないけれど、ぶっちゃけ、ストーリーにしろ作画にしろ短編でいいような内容だしね。そして、現代のアニメーションなのに、墨絵調のモノクロだし…。
ハリウッド製のCGアニメと比べても、日本製の手描きアニメと比べても、単純に絵としては物足りなさを感じる人はいるかもしれない。でも、そんな実験的な作風にもかかわらず画としては引きつけられるんだよね…。
ちなみに、ここでは意図的に絵と画を使いわけました。絵は文字通り、キャラデザとか背景とかの精密さとか綺麗さ。画は映画としての魅力と思ってもらえればいいかな。
ところで、本作はカナダのケベック州が僅差の投票結果で独立することになったというパラレルワールドの話だが、コレを日本に置き換えて作ったら、どうなるのだろうか?大阪都構想の話?どうやってもクソ映画にしかならないよな…。
では、沖縄の話か?でも、沖縄の人たちって、政府を批判する割には独立運動とか起こさないよね。こういうことを言うとネトウヨ扱いされそうだけれど、結局、沖縄経済ってのは日本政府や米軍によって回っているから独立したくないんでしょ?だから、沖縄を舞台にしても成立しないよな…。
とりあえず、思想は右でも左でもいいが、選挙には行けよ!そして、親や友人、恋人がどう思おうと、それに惑わされずに自分の意思で投票しろよ!ってのが本作のメッセージな気がする。
それはさておき、中年おっさんのフ○チ○と、中年太りの女性の全裸が気になって仕方なかった…。