にじよん あにめーしょん2
今回も前シリーズ同様、テレビ放送は12話まで。13〜15話を見たければBlu-rayを買えというなめくさったぼったくり風俗みたいなやり方だった。
その時点でまともに評価するのがバカらしくなってしまう。なので、本作に関しては基本的には批判的な意見しか思いつかない。
この手の人気コンテンツを使ったショートアニメというのは、キャラクターの等身を変えたり、デザインをデフォルメしたりして、普段のストーリー重視のアニメではカットされてしまうような日常の一コマや、ナンセンスなエピソードを展開するというパターンが多い。
ところが、今回の第2シリーズでは、限りなく通常のアニメに近いキャラデザの回もあるし、シリアス寄りの回もある。
ぶっちゃけ、何がやりたいのか分からない。
去年6月にイベント上映されたOVA作品と、今秋以降劇場公開される完結編3部作の間にはちょっとインターバルがあるから、忘れ去られないように、とりあえず、ニジガク関連のコンテンツを出しておこうくらいの希薄な動機で作られた作品でしかないと思う。
というか、今シリーズのエピソード、どれもパッとしなかったな…。前シリーズはテレビ放送されたエピソードのほとんどを繰り返し見たけれど、今回は繰り返し見たのって1話分しかなかったし。
まぁ、主題歌の“虹ヶ咲学園校歌(Rock Ver.)”は悪くなかったけれどね。