メイホリックシアター15『マジでトキメけ⭐︎少女たち!!〜ホシのミライ〜 』11月10日(金) 19:00
馬嘉伶出演舞台を見るのは3ヵ月連続だ。そして、今年に入ってからはこの3本を含む6作品を見ている。出演本数の多さに驚くとともに、それらの作品をちょくちょく見に行っている自分にもビックリだ。多分、AKB48の非選抜メンバーでは一番のお気に入りだと思う。
今回は、去年11月に上演された「メイドランカー!詰り蹴落とし跪け乙女」以来となるメイホリック作品への出演となるが、これは彼女に向いているタイプの作品だと思う。
エネルギッシュと呼ばれる特殊能力を駆使したスポーツに打ち込む女子高生たちの話ということだが、まぁ、そのナンセンスな世界観を楽しむ作品なので細かいことは突っ込んでも意味がないと思う。
ただ、国内の各都道府県の県民性の描写がステレオタイプ過ぎるし、中国やエジプトといった海外の描き方に関しては差別的だと言われても仕方ないレベルだと思う。その辺はどうにかならなかったのだろうか。日本の演劇界って思考が昭和なんだよね。
それに、後半のトーナメント戦のシーンは同じような描写が延々と続くので、正直なところ、ちょっと飽きてしまうところもある。しかも、上演時間は休憩なしで2時間半の予定(ゲスト出演者によるアドリブコーナーがおしたので本公演は2時間40分もかかった)だから結構、疲れるしね。
まぁ、全体的にはギャグが面白いし、主演の八木ましろをはじめ、馬嘉伶や熊沢世莉奈などキャスト陣は可愛いし、馬嘉伶は方言キャラだから多少、セリフのイントネーションが変でもそんなに気にならないし、内容が内容だけに演者がセリフを噛んでも気にならないし、全体としては良かったと思う。
そして、お見送り会ではメイホリックの主宰者で本作の主要キャストの1人でもある岡本芽子の腰がやけに低いなと思った。セーラー服姿も似合うしね。
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