ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 UNIT LIVE & FAN MEETING vol.2 QU4RTZ 〜Sweet Cafe〜(DAY.1)
基本的にラブライブ!系のライブイベントはいくら応募しても当選しないのがデフォルトとなっている。
今回を除けば過去に参戦できたのは、コロナ禍に入る直前の2020年1月にさいたまスーパーアリーナで開催された「ラブライブ!フェス」だけだ。
μ'sが久々にライブパフォーマンスを行う上に、まだ、この時点ではテレビシリーズが放送されていない新興勢力の虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の面々も登場するとなればチケット争奪戦になるのは必至なのに、何故、これは当選したのか、そして、必ずしも良席ではないもののアリーナ席に入れたのかは本当、謎だった。
その後もラブライブ!関連のライブイベントには何度か応募したが、落選続きだった。
今回の虹ヶ咲のユニットQU4RTZによるUNIT LIVE & FAN MEETINGだって、CD購入者対象の先行販売ではずれ、一般の1次販売でも弾かれてしまった。
一般の2次販売で何とか当選できたのは、9月30日を期限に緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が解除される見込みとなり、座席を増やせることになったからではないかと思う。
なので、当選した座席は微妙な席だ。数週間前に同じ幕張メッセイベントホールで見た=LOVEの4周年コンサートがアリーナ席であったことを考えれば限りなくクソ席に近い。
まぁ、自分よりも後ろの席はたくさんあったけれどね。
あと、鬼頭明里の恋愛騒動というのもチケットが取れるようになった理由のような気がする。このユニットで一番人気がある声優は誰がなんと言おうと彼女だしね。
彼女の家に出入りしている男(同業者)の存在か明らかになっただけでも、アイドル的人気声優にとっては決して良いことではないからね。
とはいえ、ひと昔前に比べればガチ恋的なオタクは減り、声優の恋愛や結婚に寛容な勢力が増えているし、逆に恋愛や結婚に否定的な者が叩かれるようにすらなっているので、かつてほどはマイナス要素にはならないと思う。
マイナス要素になったのは、マスコミから関係を問われた際に、彼女は恋愛関係を今後も含めて全面否定しているのに、男の方は今後の可能性を希望するようなニュアンスだったことだと思う。
イケメンの同業者を昔の言葉でいうところのアッシー君のような扱いにしていたわけだから、そりゃ、声優の恋愛や結婚に寛容な人たちでもなんだかなって気分になるしね。
確かに、「鬼滅の刃」の大ブーム以降、彼女は地上波のテレビ番組によく出るようになったから、無意識のうちに自分は格上だみたいな気持ちが起きてもおかしくないからね。
でも、そこまで彼女の名前って知られていないような気もするんだよね。
元々、アニオタとか声優オタだった人を除けば、鬼滅好きと言う人から鬼頭明里の名前を聞いたことなんてほとんどないし、鬼滅好きの人に鬼頭明里の名前を出してもポカンとしていることも多いからね。
まぁ、鬼滅にハマったという人の多くは配信でアニメを見ていて、オープニングとかエンディングを飛ばしているから、声優の名前なんてチェックしていないんだろうね。
そして、場内に入ってみると、仕事の都合とか体調不良などで来場を取りやめたと思われる人の分以外は満席状態だったから、緊急事態などの解除による全席販売で余裕ができた分を2次販売とかに回したって感じなのかな?
同じ幕張メッセイベントホールで数週間前に見たイコラブの4周年コンサートは花道やサブステージが設置されていたから、多分、今回のステージがコロナ禍になってから自分が見たコンサート・演劇・イベント系では最大のキャパなんじゃないかなって気がする。
それにしても、コロナ禍になってから、推奨入場時間ってのを設定するコンサートが増えたけれど、開演15分前ってのは酷すぎるだろ!アリーナ席でない客は開演に間に合わなくても知らない。開演前にトイレに行けなくても知らないってことか?それでいて、ギリギリに入場させておいて、“定刻に始まるから、とっとと中に入れ”と煽るのは何か違うよねって気もした。
そんなの感染症対策でもなんでもないよ!というか、こんなクソ対策のせいで会場周辺のトイレが大混雑になっているしね。
あと、全席販売しておきながら、ソーシャル・ディスタンスを守れってのは矛盾しているし、帰りのJRがクソ混みだぞ!
はっきり言って、この混み方は完全にコロナ前だ。こんな調子じゃ、また、感染者が増えるよ。
そういえば、久しぶりにアーティストが場内をトロッコで回るコンサートを見た。コロナ禍では。去年の年末に見た眉村ちあきの武道館公演で何故か、彼女の母親がトロッコに乗っていたのを見て以来、2度目だ。
イコノイのフェスでもトロッコは回ったらしいから、緊急事態宣言の解除とともに、エンタメ界はコロナ前モードでコンサートを開催したくて仕方ないんだろうね。
ところで、エンタメ界というか芸能界といえば、QU4RTZのメンバー4人の中で鬼頭明里だけが芸能人って感じに見えるよね。他の3人は声優って感じだけれど、あかりんは顔出しの地上波出演が多いせいか、何というか、他のメンバーより垢抜けている感じがするかな。
コンサートというか、イベントというかの内容に関しては、正直言って、幕張メッセイベントホールという、それなりのキャパの会場でやるものではないよねって思った。
せいぜい、TDCホールくらいでやる内容じゃないかなと思う。
前半のミーティングコーナーなんて完全にそうだし、そのミーティングコーナーなどで、配信で見ている人のTwitterコメントなんてのを紹介していたけれど、正直なところ、現場にいる人間からしたらどうでもいいよねって気分にもなるしね。まぁ、配信チケットの利益も重視しているから、配信で見ている人にも媚びろという方針なんだろうが。
まぁ、このユニット自体の持ち曲自体が少ないから、アンコールなしで終わったのは、コロナ対策といえば、コロナ対策なのかもしれないなとは思ったかな。
《追記》
コロナ禍でなかったら、オタクが“かすかす!”と叫んで、それをかすかすが“かすかすじゃありません、かすみんです!”ってやりとりをやるんだろうなと思うと、発声可能のコンサートやイベントができる日がはやく来るといいなとは思ったかな。
そうそう!
今回のライブは事前登録した写真をもとにした顔認証システムによる入場だったけれど、最初、引っかかったな。それで、スタッフが“マスクが鼻にかかっているからかも?”みたいなことを言っていたが、別にマスクをずらしたりしなかったのに、その後、すぐに認証OKになったのは意味不明だ。
その程度の精度のシステムを、観客にマスク着用を義務付けているイベントで採用するのはどうなのよって思ったかな。
だって、場合によっては、マスクをずらさなくてはいけないんでしょ。それって、観客とスタッフ、双方の感染リスクを高めているよね。
転売対策も大事だとは思うが、コロナ禍にやることではないよね。
まぁ、それだけ、転売で自分たちの利益が失われるのが耐えられないほど、資金繰りに苦しいってことなんだろうが。