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「映画 ネメシス 黄金螺旋の謎」やはり、すず・櫻井コンビの作品はクソ映画
去年の「流浪の月」における広瀬すずの演技は評価に値するものだったと思う。しかし、彼女にはアイドル女優的なイメージもあることから、新たな恋愛スキャンダルが報道されたことで多少の客離れも起きたことは間違いないので、それほど彼女の演技力は注目されていないようにも思える。
また、三井不動産のCMの“三井のすずちゃん”というキャッチフレーズに嫌悪感を抱いている人も多いようで、これは恋愛スキャンダル以上にイメージを悪化させる要因となっているようだ。
そんなわけで本作「映画ネメシス」の興収は現時点で5億円程度と苦戦している。重い内容の「流浪の月」ですら8億円を超えているのに、ジャニーズ共演の本作が5億円というのはコケたと言ってもいいのではないだろうか。
同じ櫻井翔、広瀬すずの組み合わせの2018年の作品「ラプラスの魔女」が途轍もなく酷い出来であるのにもかかわらず(何しろ、櫻井の出番を全部カットしてもストーリーが変わらない…)、興収14億円をあげていたが、同作にこりた人たちがこのコンビはもう見たくないと思ってしまったということなのだろうか。
そんなわけで期待せずに本作を見ることにしたが予想通り酷い出来の内容だった。
テレビシリーズを見ていないけれど、主人公の別の世界に入れ込める能力とやらはご都合主義の極みでしかない。こんなので探偵ものを名乗られてもねと呆れてしまう…。
こんな作品が比較対象なら、最近の爆発シーン連発の劇場版「名探偵コナン」シリーズの方がきちんと探偵ものをしていると言わざるを得ないくらいだ。
それに櫻井翔演じるすずの仲間の探偵を黒幕に見せようというミスリードもくどすぎるし、結局、全てVRの世界でしたみたいなオチも酷いとしか言いようがない。
やっぱり、すずと櫻井コンビの作品はクソってことか。というか、わざとらしいミスリード要因にされているだけで、本作も「ラプラス」同様、櫻井がいなくてもストーリーは成立するよね。
キャスター業だアフラックだで忙しくて、撮影スケジュールが抑えられないのかな?
それから、導入部で提示された金持ち年寄りの愛犬誘拐事件も結局、ロクに捜査もせずに解決していたし、本筋に何も絡まなかったし、何がやりたかったんだかって感じだ。
というか、テレビドラマの劇場版なのに、ワーナー作品であるということにも驚いた(そういえば、3作連続で自分が劇場で見た映画がワーナー作品だ)。
本来なら東宝あたりが配給しそうな作品なのにワーナーになっていたのは、東宝はこけると分かっていたからなのかな?
そして、富裕層に富が集中することを批判するジャーナリストが悪役というのもどうなのかと思う。ホームレスも悪役っぽい扱いだったしね。ポリコレ至上主義が蔓延しているハリウッド系のワーナーがよく、こういう内容でGOを出したよね。というか、外資系って国際市場ではポリコレ全開なのに日本ではウヨ思想になるのは何故なのだろうか?
イーロン・マスクがいじる前のツイッターもそうだし、アマゾンもそうだし、Netflixもそうだし、ディズニーですらそうだからね。
本当、謎の現象だ…。
それにしても、ハシカンの出番少なかったね。