音楽専門チャンネルの意義はなくなったのかな…
年末が色々と忙しかったため、やっと1月分のJ:COMのプログラムガイドをチェックすることができた。
基本的に自分が重点的にチェックするのは音楽専門チャンネルのところだ。実際、プログラムガイドでも音楽専門チャンネルが日付ごとの番組欄の上部に記載されていることからも、J:COM視聴者でプログラムガイドを念入りにチェックするのはドラマやアニメ、スポーツを重点的に見る人よりも音楽番組を見る人であることがよく分かる。
BSやCS局で放送されるドラマやアニメならクール中は放送期間が変わることはほとんどないし、スポーツは録画中継を除けば基本的にはイベント日程とイコールだから、そんなに細かくチェックする必要はない。
でも、音楽専門チャンネルの番組はころころ放送時間が変わり、休止になることも多い。だから、音楽ファンは念入りにチェックするのだと思う。というか、自分もそうだ。
そして、プログラムガイドを見て驚いた。それは、SPACE SHOWER TVの新着MVビデオを垂れ流す番組「NOW HITS!」の新年からの放送枠がさらに減らされていたからだ。
気になり、スペシャのホームページをのぞいてみると、イレギュラー放送を除くと月〜金にそれぞれ1時間ずつという放送枠になったようだ。
先月までは1日に2時間の日もあり、基本は週7時間の放送だった。つまり、2時間の削減だ。
おそらく、スペシャ視聴者は新着MVを求めていないと局側が判断したのだろう。どうせ、みんな、MVはYouTubeで見るから、スペシャでMVを流す必要はないでしょってことなのかな?
自分みたいに多ジャンルの多くのアーティストに興味がある者はいちいち個別にYouTubeやSNS、HPなんてチェックしきれないから、新着MVをまとめて見られるこういう番組は重宝していたんだけれどね…。
それから、Billboard JAPANのランキングを紹介する番組も1月は80位まで紹介する番組や50位まで紹介する番組は放送するのに、20位までの番組は休止となるらしい。まぁ、年末年始のチャート上位は動きにくいから、そういう編成にしたのかな?
Billboardの本国の方のチャートを紹介する番組が12月に続き、1月も休止となるのは、この時期の全米チャートがリエントリーのクリスマス・ソングだらけになり、ヒット・チャートとして機能していないこと。また、それらの楽曲にはスペシャで流せる映像素材がないものも多い(YouTubeでは見られるが)ということを配慮したものなんだろうね。
いずれにせよ、いかに今の音楽リスナーが新曲のMVをそんなに求めていないかというのはよく分かる事例だと思う。
※画像はSPACE SHOWER TV公式HPより