グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION スターゲイザー
冒頭の各社ロゴの後に、これまでのおさらい的なキャラクター紹介がついていた。まぁ、“90秒じゃ紹介しきれない”みたいなことを言っていたからネタなんだろうが…。
「劇場版 鬼滅の刃」がこれまでのテレビ版を1話も見ていないor原作を1話も読んでいない人に対する何の説明もないのに記録的大ヒットとなっている。テレビ版にも原作にも全く触れていないのに鑑賞した人も多いのはすごいという論調をよく見聞きするが、本作は一応、これまでのゲームやコミック、アニメに接していない人に対する配慮はしていたってことなのかな?ちなみに自分もテレビ版を見ていない、原作も読んでいないのに劇場版を見ることが多いタイプです。
内容自体は、まぁ、いかにもオタクが好きな萌え系ミリタリーものって感じだが、他の同系統作品に比べるとハードボイルドな要素は多めかなとは思った。
それにしても、アニメ・コミック・映画・ドラマ・小説など、どの媒体でもそうだけれど、学生と生徒の違いを分かっていない人が多いよね。
しかも、間違ったまま世に出ているということは、プロデューサーとか編集長とか校閲とかいったチェックすべき人間がそれを知らないってことなんだからな…。本当、日本のマスコミとかエンタメの世界の人間って無知な連中が威張りくさっているんだなってのがよく分かる。
小学生は児童
中学生・高校生は生徒
大学生・短大生は学生
専門学校生は、中卒で入れる学校は生徒、高卒資格がないと入れない学校は学生
といった感じに呼称が違うんだよな…。
(専門学校生を見下しているメディアは、入学資格にかかわらず生徒呼びにしているところもある)
なので、本作に登場する学校では本来は生徒と呼ばなくてはいけない。なのに、やたらと学生呼びが出てくる。しかも、教職員までもが教え子を学生呼びしている。中高生は生徒と呼ぶってことを知らない人間が教職員をやってはダメでしょ!冷静に考えれば、中高生の身分証明書は学生証ではなく生徒手帳と呼ばれているし、生徒会って言葉もあるんだから、中高生は学生ではないって分かるはずなのにね。
それから、ずっと学生呼びならまだしも、本作もそうだけれど、時々、生徒呼びになることがあるんだよね。つまり、学生と生徒の違いが分かっていないってこと。
こういう細かいところができていない作品は、やっぱり、リアリティのないダメ作品と言わざるをえないんだよね。いくら、作画がよくても声優の演技が良くてもダメ作品になってしまうんだよ!その辺の意識をきちんと持って作品を作ろうよ!それがプロってもんでしょ!
それにしても、この2ヵ月弱の間に劇場で内田真礼出演アニメを見たのは、これで3作目だが、全部、キャラの印象が違うんだよな…。何気に演技派だったんだな…。今までルックスにしか注目していなかった。というか、声優としてよりも、アニソン歌手として好きだった部分の方が大きかったからな…。
あと、ナンジョルノの主題歌も良い!
ところでデジタル上映なのに、特典がフィルムって意味不明だよな…。撮影にも上映にもフィルムを使っていないのにね…。
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