守銭奴イーロン・マスク
イーロン・マスクがツイッターを買収して以降、ツイッターは完全にマスクの実験の場=おもちゃと化していて次から次へとレギュレーションが変更されている。
イーロンという名前のせいだったり、日本のアニメが好きだったりということで、彼を中国系とかアジア系と勘違いしている人も多いが(自分もそう)、そう思ってしまう理由の一つがこういう商売のやり方だと思う。
中華系のマッサージに行くと、入店時にたとえば120分全身コースとオーダーしても、120分経った時点では腕のマッサージが終わっていなくて、腕のマッサージをして欲しければ延長しろみたいなことを平気で言ってくるからね。
契約とかレギュレーションという概念がないところがイーロン・マスクが中国人だと思われるところなのでは?
本来なら、レギュレーションを変更すれば、仔細な新しい規約を提示して利用者に承認させるべきものであり、それに納得いかない人には脱会してもらうというシステムだが、そういうのもなく、次から次へと好き勝手にレギュレーションを変えるんだから、おそらくツイッター側の人間でもついていけてないのではないかと思う。
というか、中華系マッサージやぼったくりバー・風俗みたいに金を出せば制限が解除されるというものならまだしも、有料会員ですら制限があるんだからツイッターは意味不明なんだけれどね。
有料会員ですら広告が全面解除されないなんておかしいよね。それをおかしいと思わないからイーロン・マスクは批判されるんだよね。
というか、ツイッターの有料プラン加入者が増えないのは当たり前でしょ!
有料プランと無料プランがあったら、普通は有料プランは広告なし、閲覧制限なしとなるのに、有料プランでも一定の広告は入るし、無料プランより緩和されてはいるものの、閲覧制限もあるんだからさ。そんなのじゃ入ろうってならないよ。
あと、一方的に送られてくる迷惑DM(メール)は放置するのに、一般ユーザーには制限をかけ、何かというとぼったくりバーみたいに追加料金を要求するところとか、ツイッターもソフトバンクもそっくりだよね。
とはいえ、これまでに行ってきた数々の改悪案件は“イーロンがまたアホなことやっているよ”で済んでいたんだよね。
でも、今回の閲覧回数制限というレギュレーションは意味不明だ。双方向の情報発信ツールとしての機能がなくなってしまっている。
投稿回数制限を設けるのならまだ分かるんだよね。
明らかに詐欺目的の投資系とか出会い系の投稿や、誹謗中傷や差別発言、転売ヤーの売り込みなんかを減らすことができるからね。
でも、閲覧回数制限は意味不明だ。
企業や自治体、著名人などが情報を発信しても見てもらえないってことだからね。
商品に異物混入が入っていたとか、災害情報といったような命に関わるような情報すら遮断されてしまうということだ。
また、地下アイドルのライブというのはタイムテーブルが3日前に出たら、よくできましたと言いたくなるほど情報が確定するのが遅いのが通常パターンだ。24時間切っても確定していないこともザラだ。このツイッターのレギュレーションが続くのなら地下アイドル業界は壊滅状態になるのでは?情報が届かないからね。
ツイッターの閲覧回数制限の数字は何度か変更されているようだが、一般ユーザーの600なり800なり1000でも、有料会員の6000なり8000でもなり10000でもあっという間に到達してしまうと思う。
移動中の電車の中で話題のトピックを検索してずらっとそのタイムラインに流れているものをスクロールするというのを何件か繰り返したらあっという間に到達しちゃうでしょ。
イーロン・マスクはもしかすると、自分で検索してTLを眺めたことないのか?それを知っていてやっているのだとしたら、こいつは相当な守銭奴だね。
おそらく、その閲覧回数には自分がフォローしていないアカウントのツイートを勝手に自分のTLに紛れ込ませてくるおすすめやプロモーション(広告)も含まれていると思われる。プロモーションなんてイメージ的にはTL上の5件に1件くらいがそうだからね。そうやって無理矢理見せたものまで閲覧回数に含まれるのは詐欺もいいところだ。
しかも、ツイッターはブロック機能をなくそうとしているらしい。つまり、ツイッター側が見せたいものばかりを見せることにより、あっという間に閲覧回数の制限に到達してしまうということだ。
こんなの情報収集ツールとして全く機能していないでしょ!
まぁ、リストに入れたアカウントは見られるらしいので、今後、このレギュレーションが続くのであれば、企業がツイッターを使ったキャンペーンをする際には、これまでの“フォロー&リツイート”という応募条件に、リストに入れることというのを加えることになるのかな?
地下アイドルだと、初めて物販=チェキ撮影会に訪れたオタクに対して、アカウントのフォローで1枚無料で撮影OKとかやっていたけれど、これも今後はリストに入れることが条件になるのかな?
イーロン・マスクがツイッターを買収して以降、次から次へと利用者の反発を買うような改悪がなされてきたけれど、それらのほとんどは不満はあれども無視できるレベルだった。
でも今回のはさすがに許容できるレベルではない。もし、このアホなレギュレーションが続くのであれば、イーロン体制になって以降、言われ続けていた“ツイッターはオワコン”というのが、ネタではなく本当にオワコンになると思う。
とりあえず、金になりそうなものがあれば何でもかんでも試してみるってところなんだろうが、さすがに閲覧回数に制限をかけるのはアホもいいところ。
自分みたいな趣味の多い人間は朝起きて、ちょっとした情報チェックを10分かそこらしただけで、規定の閲覧回数に到達してしまう。こんなの情報収集メディアとして機能していないでしょ!
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