『プリンセス・プリンシパル Crown Handler』第3章
劇場版というか、尺も短いので実質イベント上映の「プリンセス・プリンシパル Crown Handler」シリーズは本作が3作目だ。
第1章が2021年2月公開。第2章は同年9月公開だったので、半年に1本ベースで公開されていくのかと思ったが、2022年は1本も上映されず、本作第3章の公開は前作から約1年半も待たされた2023年4月公開となった。
2年に1本ペースになりつつある「ガールズ&パンツァー 最終章」よりは進んでいるけれど、尺の短いイベント上映作品で完成まで何年も待たされるのはなんだかなという気がするな…。
結局、本シリーズにしろ、ガルパンにしろ、1本作って得た利益で次の1本を作るみたいなやり方なんだろうね。
それにしても、このの「Crown Handler」シリーズは面白い!本章はスパイ・アクションとしての要素はちょっと薄めだから、本シリーズにそれを求めている人からするとちょっと物足りないかも知れない。でも、王室を巡るサスペンス・ドラマてしてはめちゃくちゃ面白い!
はやく次が見たいと思った。また、1年半とか待たされてしまうのだろうか?それとも、「ガルパン最終章」のように2年も待たされることになるのだろうか?
ところで、この手の現実世界とは異なる世界線を舞台にした軍事的・政治的要素のあるなろう風の作品ってネトウヨ思想全開のものが多いけれど、本シリーズはそうではないんだよね。
日本は実名で出てくるのに英国は何故、別の名前になっているのかはこの劇場版シリーズしか見ていない自分にはよく分からないが、日本も英国っぽい国から学ぶことがあると日本人キャラが語っているのはネトウヨ思想のなろう風作品ではあまり見かけない展開だしね。
大抵、軍事的・政治的要素のあるなろう風の作品は大日本帝国バンザイ、ナチスドイツバンザイだからね…。
なので、本シリーズはネトウヨ思想が大嫌いな自分でも安心して楽しむことができる。
まぁ、古今東西のスパイものやロイヤル・ファミリーものの美味しい所取りみたいな面はあるけれどね。それにちょっとだけSFっぽい設定がプラスされたって感じかな。
あと3章残っているが完結するのはいつなんだろうか…。
ちゃんとした批評はそれまでお預けかな?
とりあえず、プリンセスは可愛いと思います!
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