LISTENERS
第8話までは別記事で感想を述べているので今回は終盤戦について触れたいと思う。
第9話
サブタイトルがジミヘン曲の回ということで、「パープル・ヘイズ(紫のけむり)」というスプレーが登場した。そして、相変わらず小ネタがいっぱい。モブキャラにはAC/DCみたいのがいたし…。
トミーはロック・オペラから?
セカンド・カミングはザ・ストーン・ローゼズから?
カウンシル部隊はスタイル・カウンシルから?
LOVE WILL CONQUER ALL的な台詞はさすがにライオネル・リッチーではないと思うが…。
そして、次回はロバート・ジョンソンの悪魔に魂を売った伝説か….。
第10話
今回はロバート・ジョンソン伝説の回だったが、それよりも何よりもジャニスが可愛い系のキャラだったことに驚いた!
そして、現在のコロナ禍に放送された作品としての時代とのリンク性を感じた。果たして、芸能や芸術は不要不急なものなのか?音楽とか映画とかアニメとかのマニアになっていない人たちからすれば不要不急なもの。なくても困らないものなのかもしれない。でも、芸能や芸術を仕事にしている人や、そういうものによって、生きる糧を得ている人にとっては、三大欲求よりも生きる上で必要なものだったりするんだよね。そういうメッセージを感じることができた。
ところで、洋楽に詳しくないアニオタはこの作品に出てくるセカンド・カミングをセカンドインパクトのパクリだと思っているんだろうなと、ふと思ってしまった…。
第11話
それにしても、メイン2人の出番が少ないアニメだな…。そして、ふと思った。ミミナシというのは、ロクに聞きもしないで楽曲をクソ曲と言ったり、アーティストの発言について単に自分の思想と違うというだけで批判したりするリスナーのことなのではないかと。プレイヤーは言うまでもなくアーティストのことかな。
そして最終回…
Aパートが12話、Bパートが13話という斬新な構成だった。そして、Aパートの終わりにエンディング曲が流れるというのはエヴァ旧劇を思い浮かべてしまった。まぁ、エヴァっぽいところもある作品だしね。
そして、1話のサブタイトルがオアシスで、最終回のサブタイトルが2話ともザ・ビートルズというのは、やはり、オアシスはザ・ビートルズの系譜に連なるバンドだったということを伝えたかったのだろうか。
とりあえず、全話を見終えての感想は、終盤のバトル展開が何というか進むのが早すぎという感じはしたかな。もう少し、音楽ネタを見たかったかな。2クールとかでやるべき内容だった気がするかな。
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