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コロナ禍におけるエンタメ系雑誌の意義

このご時世の中、予定通り、しかもGW進行で通常よりはやい発売日となる今日発売されたエンタメ系雑誌2誌を読んだ。

日経エンテインメント!は全然読むところがない。
ここ最近、明らかにこれ広告だろ?という記事ばかりで(要はステマ)、それをジャニーズやイケメン俳優の巻頭グラビア記事で水増しし、彼等のファンの女性に買わせて何とか息をつないでいるってのがミエミエだが、このご時世でも、それは変わらず…。
誌名にエンタテイメントが入っているにもかかわらず、コロナがエンタメ界に与えた影響なんて、その他記事扱いで少し載っている程度。
一応、誌名に日経が入っているんだから、ジャーナリズムというものをきちんと見せてほしいと思った。

一方のBURRN!はというと、これが驚くほど、コロナ禍の中に出た雑誌だということがきちんと分かる作りになっている。
アーティストのインタビューにしろ、ライター陣のコラムにしろ、きちんとコロナに言及しているし、音楽界に与えた影響も日経エンタよりもきちんとページを割いている。さらに、巣ごもり生活で楽しめる映像ソフトの特集なんかもしている。ちゃんと、ジャーナリズムを感じることができる。

この違いって何なんだろ?って考えてみたが、それって、やっぱり、日経エンタが取り上げるネタが国内芸能中心で、これに対して、BURRN!は洋楽を取り上げる比率が高いってのが影響しているんだろうなという気がする。
国内芸能って、芸能人もマスコミ側も国内外のニュースに疎いというか、興味すらないのが多いもんな…。
一方、海外エンタメ界ではセレブもマスコミ側も政治や経済の話をするのは当たり前だからね。日本でも、洋楽や洋画が好きな人には国際情勢を含むニュースに興味を持つ人が多いしね。

そういうところから来るんだろうね。このご時世で、どういう記事が出せるかの差っていうのは…。
つまり、日本のマスコミって特定のジャンルしか知らない人間が多すぎなんだよ!もっと、幅広い事象に興味持てよ!ってこと。
でも、日本のマスコミって、そういう世界だから自分みたいなあらゆるジャンルに浅く広く首を突っ込んでいる人間は出番が少ないんだよな…。

というか、日本人って一般人も興味の対象が狭いのが多いよね。だから、外出自粛とか言われると、何やっていいか分からなくなって、家族連れでスーパーやコンビニに出かけるんだろうね…。

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