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敦賀の民俗まつり
山車
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敦賀では、だしではなく、やまと呼ばれる。
9月1日からの気比神宮例大祭(敦賀まつり、地元ではけいさんまつりと言われている)で4日に町中を回る。
約450年前の室町時代末期に成立。
江戸時代には50基にもなった、現在は6基の山車が巡行している。
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⭐︎美術
贅沢な水引幕、四隅を飾り華麗な染織品で色鮮やかに仕立てる。
武者人形は本物の能面と甲冑を見に纏い、あわせて残されている。
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6月16日の牛腸祭(ごちょうさい)で、神事、くじ引きが行われて、そこから準備が始まる。
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松島のさし踊り
松島町に伝わる踊り。8月頃に踊られる、近隣地域とは形の違った独特の踊りの形である。最後に踊られたのは平成26年公民館にて。
漁の網を修理するのをさすということから、呼び名となった。
全て同じ振り付けで異なる音頭で踊られる。
「おかげ」
「めでた」などが残る。
池河内の太鼓踊り
人口減少で昭和63年まで、8月に行われていた。平成9年に一部披露された。
住民にとっては、年に一度の太鼓踊りのあとの盆踊りが、娯楽のない時代の唯一の楽しみだった。
太鼓を前に担ぎ2人1組で、背中に担いだ長い短冊だけで躍動感をもって踊る。
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