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頂きの連なりの尾根の Hazy IPA
ビールについて
正式名称はつけ忘れましたが、ブルワリー内でのコードネームはOn and On(「オネノン」と発音します)と呼んでます。
Hazy IPA
ABV 5%
原料:
麦芽
オーツ麦
ホップ
レモンピール
ラベル:
なし(業務用ケグのみの展開)
ホテル"タカオネ"限定のコラボビール
高尾山口駅の目の前にあるホテル。オレンジ色の外観だった以前のホテルが閉まってから、2021年にリニューアルオープンしたのが”タカオネ”。
新しいホテルのレストランで出すビールの開発は、リニューアルのだいぶ前にお話を頂いていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1641737957108-klzJwsCylb.jpg?width=1200)
どんなビール?
ビールのレシピは、山から下りてリフレッシングするのと、体を休めてリラックスするというホテル利用のシチュエーションを想定して、タカオネスタッフ(素晴らしく協力的で自律した酒好きな面々。)との打ち合わせや、レストランで提供されるお食事とのペアリングを考慮し、レモンの香りを加え、シトラシーな方向で組み立てました。
1タップは大手メーカーのピルスナーが入ることは決まっていたので、ペアリングの際に口の中の油分をカットする役割はピルスナーに任せて、イタリアン出身のシェフのレモンやオリーブオイル、にんにくを使った料理との相乗的な味わいを担うことを意識しました。
食事と合わせることを前提としましたが、もちろん下山直後のまだ明るいデイタイムに単体で飲んでも満足度を得られるようにしています。
ふもとに下りてもなお、山中の草木や土が構成するトレイルの香りをリフレインするような、山とふもとのグラデーションを演出するビールになったらいいなと思っています。
コードネーム On and On(オネノン)の元ネタ
On and Onはヒップホップでよく用いられる言葉で、ずっと続く。とか、もっともっと行こうぜ。みたいなちょっとエモいポジティブな意味合いがあるので、新規オープンするホテルに縁起がいいな。というのと、音あそびで
タカオネのん。意味合い的には、タカオネのやつ。オネノン。みたいな感じです。
曲はいとうせいこう、かせきさいだぁ≡、ポメラニアンズやUMIBACHIのメンバーにDUB MASTER Xらのかっこいいバンド THE DUB FLOWERが元ネタです。いとうせいこうとかせきの掛け合いから始まるナイスチューンをよかったら聞いてみてください。私は1年に一回くらい聞きたくなって聞いてます。
みどりの 草原の あるいは荒野の 向こうの
山の 裾野 とか山の 岩の 先の頂きの 連なりの
尾根の 尾根の? オネノ, On and On, On and On
そのもっと上の方
〜
〜
なんにもなくて 全てがある なんにもなくて 全てがある
なんにもなくて 全てがある そんなもんさ
からっぽの草原を行け
On and Onといえば、スチャダラパーのブギーバックの中でも出てきますね。
ON AND ON TO DA BREAK DOWN てな具合にええ、行きたいっすねー。いっすねー。イェー。なんてね。