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【元野犬】新しい家族は、保健所出身の保護犬です。

2021年1月に虹の橋を渡った愛犬は、倉敷市保健所出身の元野犬でした。

ペットロスを乗り越え、新しい家族を迎える準備が整い、亡くなった愛犬と同じ倉敷市保健所から保護犬を引き取りました。

引き取った元野犬、推定4歳のレインと過ごす日々と成長の記録を残し、ひとりでも多くの人に保護犬の魅力が伝わればうれしいです。

倉敷市保健所ボランティアteamKARにお世話になりました。

たくさんの方にご支援いただき手術した後のレイン

倉敷保健所に雨の日に収容された「レイン」が、我が家の新しい家族です。
収容後、体調が悪化したため「倉敷市保健所ボランティアteamKAR」のメンバーさんが引き出し病院へ。「門脈シャント」と診断されました。
この時引き出してくださったメンバーさんは、亡くなった愛犬「コテツ」の育ての親「あさ太ママ」です。
たくさんの方からご支援いただき、無事手術も成功し命を繋いでいただきました。
術後はそのまま、あさ太ママのお家で過ごし、ずっとのお家を待っていたレイン。
ようやく迎え入れる準備が整った我が家へやってきました。

1日目

我が家に来た日

室内飼育・係留は、保護犬を迎え入れる際に必ず守らなければならないルールです。
保護犬の引き取りがある一方で、脱走してしまう事故も増えています。
大切な命を預かった身として、保護犬と過ごす注意点やルールも守りたいですね。

我が家の脱走対策は、別記事で紹介する予定です。

さて1日目。予想通りクレートの中から出てこない。フードも食べない。
知らない場所に置いて行かれたら人間だって怖いですからね。
声をかけたりすることなく、こちらも知らんぷりして過ごしました。

2日目

2日目の夕方になり、お腹が減ったようでようやくフードを食べてくれました。

この日は、嫌がり暴れましたがなんとかリードをつけて、排泄のためだけにお外にも行きました。

私たちがご飯を食べていると、ちょっと顔を出す一面も。ここまで来たらあと一歩かな〜。

3日目〜1週間

少しずつ前に出て来れるように……。

ボランティアさんからの譲渡で、人の優しさも知っているからこその馴れの早さだと思います。

絨毯の上で休めるようになりました。

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こちらの記事は、ブログ「たかおと犬と家のコト」より一部抜粋してご紹介しています。

自力で食べ物を探し外敵から身を守り生きてきた野犬は、とても賢く静かで穏やかです。家族と認識すれば素晴らしいパートナーになります。

ブログでは元野犬との暮らしやペットロスなどについて綴っています。
1人でも多くの人に「誰にも知られることなく消えてゆく命もあること」「保護犬でも家族になれること」を知っていただくきっかけになれば嬉しいです。