年末の旅行先で人気だった国と都市
年末年始、日本にいても外国人を多く見かけましたがちょうど年末年始に最も予約されたデスティネーションが予約サイトのアゴダから発表されました。
発表されたランキングによると、
①東京
②バンコク
③クアラルンプール
④台北
⑤大阪
が年末の滞在トップ5の都市だったそうです。
アゴダは東南アジアをはじめとしたアジア圏に元々強い予約サイトではあるためアジア圏に偏りはあるものの、日本から東京だけでなく大阪も選ばれるあたりに旅行先としての日本の人気の強さが現れていますね。
特に大阪は、昨年の8位から5位に浮上しているようで急速に人気が伸びているようです。
またアゴダのコメントによると、バンコクとクアラルンプールは有名な花火が理由としてあげられています
東京や大阪は、少し意外な理由がコメントで挙げられていて「除夜の鐘」が特徴として挙げられていました。
アジア圏なので他の仏教国もやっているのかと思ったのですが、調べたところ元々中国のお寺でやっていたものが鎌倉時代に日本の禅寺に伝わっていまに至るようです。
年越しそばや初詣、お節料理や餅つきなど日本の年末年始は特徴的なイベントや風習が多いのでインバウンドにはいつも違う感じがするのも人気の理由なのかもしれません
欧米はクリスマスまでの12月の数週間が事実上のピークで、年始は早ければ2日くらいから始業する会社が多いですが、日本は年末年始から成人の日くらいまで伝統的なイベントや風習が続きます。
国際的な集客競争という意味では時期が少しずれているということと、独自の風習が多くあるのは強みと言えると思います。