8月読んだマンガ
落首村
本屋で表紙に惹かれてサンプルを読んで購入。1巻完結のホラーファンタジーで、落首様信仰のある村に迷い込んだ主人公たちの恐怖体験を描いています。前半はホラー色が強く、後半はファンタジーとサスペンス、ミステリー要素がミックスされた展開で、ドライブ感があって面白かったです。アニメや実写化したら面白そう!
片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~ 6
今巻では、ベリル、フィッセル、クルニの3人と教会騎士団の対決が描かれます。それぞれのキャラクターの過去が掘り下げられつつ、迫力あるバトルが展開。特に、ゼノ・グレイブルの剣を手にしたベリルと「騎士狩り」シュプールの戦いは見ものです。シュプールの切ない過去も明らかになり、続きが気になる展開でした。来年にはアニメ化も決定しているそうで、こちらも楽しみです!
アフターメルヘン(下)
楽しみにしていた下巻。上巻で仄めかされていた悪魔が登場し、謎が解き明かされていきます。おとぎの国は悪魔が作り出したもので、物語が悪魔の思い通りに進まないと呪いが回収されるというシステムだったとは驚きでした。不要品回収業者の正体や、ヤコブとヴィルヘルムの過去も明らかになり、ハッピーエンドで締めくくられました。おとぎ話をこんな視点で描くなんて、本当に上手いなと感じました。
ヘルマンさんかく語りき 2
安定の面白さでした。Webで読んでいた内容ですが、改めて単行本で読むとまた違った印象を受けました。古畑/コロンボ形式の倒叙ミステリーで、ヘルマンさんが犯人を追い詰めていく過程が魅力的です。さやわかさんの脚本と倉田さんの絵も好みで、大正時代の文化や風俗も知れて興味深かったです。
ザ・ゲームスターズ(4)
相変わらず面白かったです。異能者たちが互いに引き合うという設定で、この巻だけで2人の異能者が登場。展開が読めず、続きが気になって仕方がありません。
犯人クン、何してんの?-探偵・鬼灯アロの事件簿- 1巻、2巻、3巻
推理小説オタクの赤岩五月とコミュ力抜群のギャル・鬼灯アロの凸凹コンビが事件を解決していくミステリーです。本格ミステリーというよりは、ギャグ・コメディ要素が強めのライトなミステリーで、テンポよく読めました。人気が出れば、実写化しそうな内容かなと。続きが楽しみです。
帝都あやかし代筆譚 3
最終巻。アヤシが代筆屋をしている理由、那豊彦の失踪など、すべての謎が明らかになります。個人的には、とても良い終わり方だなと感じました。
これらの作品は、どれも面白く、あっという間に読み終えてしまいました。ぜひ、皆さんも読んでみてください!