
ヒカルの碁の衝撃
ご存知ですか?ヒカルの碁。
1999年~2003年に週刊少年ジャンプで連載されていた囲碁を題材にした漫画です。アニメは2001年~2003年にかけて放送されていたようです。
当時、騒がれていたのは覚えてるんです。しかしながら、まだ少年漫画の魅力に気付いておらず、スルーしておりました。
しかし、お客様に勧められて昨年、私もアニメ拝見しましたらこれがまた面白くてね(笑)
ご縁ありまして原作のコミックスも手に入るというラッキーな展開に見舞われました。Oさん、その節はありがとうございました。
それまでの囲碁に対しての印象って「おじいちゃんが碁盤もってたなぁ」くらいでした。実際いじったこともあるんですが「めんどくさいオセロ」だと思っており、碁石と碁盤でオセロをやった幼少の記憶なんですよね(笑)
今になって、ちゃんとおじいちゃんに囲碁教わっておけばよかったと物凄く思います。反省。
だから、囲碁のルールは全く分からない状態でヒカルの碁を観だしたんです。
これって漫画あるあるだと思うんですが、ルールがわからないスポーツやゲームをテーマにした漫画も、読んでいるうちにルールとか見どころが分かってきて、現実世界でプレイすることや観戦することが可能になるということが多いんですよね。
私は例に挙げると、スラムダンクでバスケットを学び、ハイキューでバレーボールを学び、灼熱カバディでカバディを学びました。
ヒカルの碁も例に漏れずその構えで観だしたわけです。
スポーツではないから、どんな感じなのかなと思っておりましたら、座って行う対局なのに凄い迫力だし、「は!!」とする見どころも満載でものすごく面白かったです。
追い詰められ、ピンチになったときの緊迫感もヒリヒリと伝わってくるものがありましたし。囲碁、面白いではないか!!となりました。
でもね、一つ気付いたことが、全話見終わってもルールは分からなかったということです。
恐らくできるようになったのは、持ち時間があるということと、対局時計を推すタイミングの2つです(笑)
でもね、これ冷静に考えると凄い事だと思うんですよ。
ルールわからないのに面白いって、逆に凄いです。今まではその試合やゲームの内容が理解できているから、「おお!!」と見どころで盛り上がったり、「そうきたか、、」とピンチでは冷や汗を出したりしていたのに。
そんなこんなで2度驚いた私です。
絵とセリフ、キャラクターの設定やその関係性、本来静かであろう対局の緊張感をルールを細かく説明したうえで見どころに導くことなく、雰囲気や迫力を作りこめるというのは凄いことだなと思いました。
物語を進めながらルールがわかると、これは!ってなりやすいし、読者を誘導しやすいのではないかなと思うんですよ。
たがしかし、それをやらないと。
でも、だからこそ「私も、僕も囲碁やってみたい!!」ってなるアニメ・漫画なんでしょうね。私もなりましたもん(笑)
物語の面白さと、なるほどなという気づきと色々と刺激を受けた作品でした。
囲碁ね、できるようになりたいですね。
Netflixなどのサブスクリプションでも観られますので皆様も是非。
今ではヒカルの碁を勧めて下さったお客様と、いつか日本棋院に行ってみたいねと話すほどです。
碁会所にも行ってみたい。
漫画から学ぶの楽しいです。
次は何を学ぼうか。お勧めの漫画やアニメありましたら是非お知らせください。
では皆様また明日に。