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私の授業
最近は冷えるのでブランケットをプールで着替えるときに使うタオルみたいに胸の上で巻いて使ってます。
さて、ささやかな私の近況をお伝えしましたところで本日のnote。
昨日、分解して部品みたいに考えるの面白い的な事を書きましたが、今日もそれにちょっと係るかなということを綴りたいと思います。
私はネイルの施術業務とネイルに関する技術の講師業もやっております。
講師業はかれこれ3年前くらいからですかね。これがまた面白いし難しい。
日々葛藤しております。
「教える」って「伝える」に係るところもありまして、その対象者がわかるかどうか、わかっているかどうかをリアルタイムで感じながら行うんですね。
学校とか大学の講義みたいに、大人数に教えるとなれば一人一人の理解度をその場で把握するということはしないでしょうが、私の場合は少人数ですのでそれが結構大切だなと思っています。
ネイルに関する技術って実技の面が殆どです。
基礎となる理論があって、それを理解し柔軟に応用し実践していくということ(実技部分)をやります。
理論はテキストだとか、文字で起こせますし、それに少し補足を行いながらお伝えするという事をします。
そして実技部分は実際に手を動かしながら動きや感覚などを視覚や感触でお伝えします。
見せることは簡単なんです。実際にやっているところを見ていてもらえばいんだから。
だけど、これを分かるようにお伝えするとなるとなかなか難しいんですね。
必要な動作ができるようになるには、まず、目で見たものの動きの要となる部分をとらえる必要があります。
そして、それを頭でイメージします。
それから、実際にアウトプット。
アウトプットしたものがその通りであれば勿論問題ないです。
でも、アウトプットされたものが違った場合、どうしてそれがアウトプットされたのか逆の流れで原因を探していきます。
ということは、この逆の流れで原因を探す作業が少なければ少ないほど、分かりやすいという事になります。
実技を伴う「教える」は、この文章にできない感覚の部分がいかに分かりやすいかがポイントだと思うのです。
だから、私の動作やイメージがどうしたら分かりやすく、伝わりやすくなるか考えます。
この時、伝えたいことをいくつかのプロセスだったり種類だったりに分けて考えます。
昨日のnoteでいう部品的な感じです。
できるだけ複雑にならないように分けたら、その部品を組み立てやすくなるような言葉だったり例えを使ってお話します。
だから、私の講義は擬音や例えが多いです。
スマートではないですが、単純に分かりやすく伝えるという事を意識しています。
その部品を組み立てていただいてアウトプットしてもらう。
それがスムーズにいくと、やっている(受講者の方)も楽しそうなんですね。
ここで躓くと少なからず難しいとか、苦手とかそういう意識が出てきてしまうんですよ。
それは勿体無いのでね。できるだけ楽しいが先行するよう、あの手この手で部品をお見舞いするといった感じです。
私の授業、といいますか「教える」というのはこんな感じで組み立てられてます。
「教える」に関しては経験も浅いですし、まだまだ上手くいかないことも勿論ありますので、精進の毎日です。
難しいですが、でも同じくらい面白いです。
本当、分かりやすい伝え方をする方々は凄いなと感じます。
相手の理解力も勿論必要なことではありますが、その大小にかかわらず「教える」ができたらかっこいいなと。
今日は私の授業、といいますか講師業にてこんな「教える」をやってますよというnoteでした。
こう綴っていると、自分の脳内も整理されるので難しさも感じる「教える」も、またブラッシュアップできた感じがします。
では皆様また明日に。