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蛍光紫ジャージの哀愁
見出しのイラストはこれまた綺麗な紫ですね。
こんなね、ハイカラな紫の話でなくて申し訳ないんですが、色彩は目に優しいほうがいいなということでこちらをお借りしてきました。
さて、蛍光紫ジャージってなんのこっちゃというところなんですが、これはね、私が通っていた中学の運動ジャージの事です。
先日、実家の近くを車で通ったところ、私の時代と変わらない蛍光紫のジャージを着た中学生をみましてね、なんか改めてみると凄い色してるなと思ったんです(笑)
蛍光紫に白のアルファベットで学校名が背中に入ったジャージでして、上下ともに同じ色をしているんですよ。
これはね、迷子になる方が難しいやつです。
当時、部活の大会なんかで他校と一緒になっても、一発で自分の学校の仲間を見つけられるくらいの目立ち方はしてましたね。
まぁ比較的、学校のジャージって目立つ色とかデザインのものって多い気はするんです。
スポーツショップなんかに売っているスポーツウェアも、比較的派手な色遣いのもの多いですもんね。そういったところから来てるにしても、蛍光紫はなかなかの存在感だなと思います。
それに加え、私が所属していた陸上部のユニフォームがエメラルドグリーン一色の上下でして、黄色のアルファベットで学校名が胸元に入っているというこれまた結構目立つ色をしていたんですよ。
それなものですから、大会の時なんてアップするのにエメラルドグリーンのユニフォームの上に、蛍光紫のジャージを羽織り、胸元の黄色い学校名もちらつく感じになるわけです。
色の相性自体はそんなに悪いわけではないから、違和感は感じませんでしたけど、鏡に映った自分を見て「派手だな」とは地味に思っていました。
そんな蛍光紫のジャージを着た中学生を見つつ、こんなことを思い出していたのですが、そもそも誰が蛍光紫にしようと言い出したんだろうというシンプルな疑問が湧いてきたんです。
あれです、不毛な疑問です(笑)
いやね、他の中学校と被らないように、校外に出た時すぐに仲間が分かるようにとか、車にひかれないようになど色々理由はあるかと思うんですよ。
そういう理由なのであれば、なるほどなと。なんとなく落としどころにすることはできるなと思うんですが、もしそれ以外の理由だとしたらちょっと考えてほしかったなと思いますよね。蛍光紫って(笑)
もし、こんな理由だったら嫌だなぁと思うのは、ジャージの色を決めた当時の権力者が紫が好きだったとか、「蛍光紫のジャージって派手じゃない?面白くない?見たことなくない?」みたいな理由ですかね(笑)
そんなね、恐らく当時の私と同じように望みもせず、蛍光紫のジャージを着せられている中学生の背中を見て、
「もし私が在学中声を上げていたら、少なくともそんな洋服でなかなか見ることのない、しかしある種ハイカラともいえるのかもしれない、何を見本にしたのか謎めいている蛍光紫のジャージに袖を通すことはなかったのに」
と少し申し訳ない気持ちになりました。
何でしょうね、この謎の罪悪感は(笑)中学生の子がいてもおかしくない歳になったからこそこんなこと思うんでしょうね(笑)
地元中学生の背中を眺めてこんな気持ちになるとは、と新たな体験をしたこの頃でございました。
しかしいつ変わるのか、あの蛍光紫のジャージは。
陸上部のエメラルドグリーンが健在なのかは謎ですが、もう少し疾走感のある色彩になっていてくれたらなと思います。
どう考えても、スピード感よりも存在感が重視された色彩設計してるんですよ(笑)
でもね、チームジャージみたいなのって格好いいなと思います。
なんのチームにも所属していないですが、格好いいチームジャージ着て何かスポーツしたいものです。
さて、本日のnoteは纏めますと派手なジャージ着せられた中学生の背中に感じた哀愁。
を勝手に感じ取って解釈したっていうお話でした(笑)
今日もしっかり緩かったですね。
明日は雪の予報とか言ってますが、どうか積もるなら道路以外にしてほしい。そんな思いで床に就きたいと思います。
皆様もどうかお気を付けくださいね。
では皆様また明日に。