シュール&アバンギャルド
本日の見出し画像もまた、カラーリングが素敵ですね。
そしてなにより、仕事を終えて帰宅した私と同じ装備だというところに惹かれました。
帰宅したらすぐに着替えて同時にBluetoothヘッドホンを装着し、スマホで色々作業しております。あの両耳を丸っとふさがれた圧迫感が中学生の頃くらいから好きです。
なんでしょうね、これを殻にこもるというのでしょうか(笑)
でもね、なんかいいんですよね。
さて、本日ですが実は最近面白い映画を見ましてね。それについて綴りたいと思います。
その映画の印象が本日のタイトルというところです。すごいタイトルになってしまいました(笑)
拝見しましたのは「音楽」というアニメーション映画です。
私はNetflixで観ました。
Netflixをはじめとするサブスクリプションて、閲覧履歴からおすすめを提案してきてくれるじゃないですか。そのおすすめの一つがこの映画だったんです。
ここ数年は本当によくアニメを見るようになりまして、私のNetflixおすすめ欄は割と常に全部アニメです。
その中でも、この作品はサムネイルが実にシュールでしてね(笑)そしてタイトルが「音楽」というストレートな感じも大変気になりました。
私はこの「音楽」というアニメーション映画についての情報無しに拝見したのですが、口を開けて見入ってしまいましたよ。興奮しました。
そして観終わるや否や作品について調べてしまいました。
もう色々気になりすぎてね(笑)
この作品は2020年1月に公開となった作品で、監督は岩井澤健治さん。
大橋裕之さんの「音楽と漫画」が原作だそうです。「ゾッキ」という映画ご存知でしょうか?
その「ゾッキ」の原作も大橋さんです。
また、国際アニメーション映画祭でも受賞歴のある作品だそうです。
公式HPもありますので詳細を是非ご覧ください。
因みに、こういう時、リンク貼ればすぐご覧いただけるなと思うのですが、その辺り勝手にやってしまっていいものだろうかといつも悩んでおります。ですのでやめておきますね。実際大丈夫なのかどうかご存知でしたら是非教えて下さい。
お話戻しまして、、
そしてね、これまたびっくりなのがこの「音楽」という作品、なんと製作期間がまさかの7年。
アニメーションの作画枚数40,000枚超、しかも全部手描き。で、アニメーション化するのに実際の動きをトレースしているそうで、動きが妙にリアルなんです。
因みにトレースとは簡単にいうと複写的な事だそう。これをアニメーション用語でいうと、トロスコープという手法だそうです。勉強になりますね。
作品自体は1時間11分とコンパクトな感じです。
絵と言いますかキャラクターの感じ、色彩などそれ自体も非常にシンプルで目に優しい感じでした。ただ動きがね、凄いんですよ。私的にはものすごく面白かったです。
最近のアニメって背景が凄くきれいとか、動きがCGなど駆使されており凄くリアルとかそういう印象じゃないですか。それらとはまた全然違ったリアルさです。いい意味で生々しいという感じ。
人のみならず、カメラのアングルというんでしょうかね、それもまた生々しい感じなんですよ。
そしてこの作品のタイトルにもなっています“音楽”の部分。
これがまた前衛的というのか、言葉があっているかちょっと不安ですが、私の語彙力全開放した結果こうなりました。ご容赦下さい。
気持ち良いというか良い意味で気持ち悪いというか不思議でですね、あれよあれよという間に巻き込まれた感覚でした。面白かった。
物語のシュールさと、音楽の前衛的な感じ、アニメーション。
三つ巴と言えば三つ巴なんですが、融合しちゃってるんでハーモニーと言えばいいのか。
うわっとなる感じです。その3つを使った表現の仕方といったらいいのか、そういった表現の部分が大変面白かったです。
実は私も過去にバンドというものをやっておりまして、その経験も重なり色々な面白さに見舞われた作品でした。
この面白いというのも、ガハハ!というギャグ感ではないです。フフッと、ウハ!という面白さです。どうか伝わってくれ(笑)
キャラクターたちの気持ちの部分もなんか凄くわかる気がして、1時間11分とあっという間の時間でしたが、しっかりかき乱されて興奮しました。
アバンギャルドでシュールなアニメーション映画。格好いいですね。
Netflixよ、ありがとう。
さてね、興奮気味に綴ってしまいましたが、
本日のnoteをまとめますと、私にとってアニメーションって本当に興味深い存在だということと、シュールで前衛的な感じも好きということです。
皆様は如何でしょうか?
Netflix以外のサブスクリプションでも多く配信されているようです。シュールで前衛的な感じお好きでしたら是非ご覧いただきたいと思います。
そうでなくともですね、実際の動きをトレースしたあの感じを目で体感するだけでも面白いと思うので是非。
いや、これは益々Netflixに頭が上がらなくなって参りましたよ。
これからもお世話になりたいと思います。
では皆様また明日に。
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