僕が指導者として大事にしていること
こんにちは!指導者2年生、昨日練習中に選手が勝手に帰るというなんか怖い夢を見た油井です。いやーあれは本当に怖かった・・・何かを暗示しているのかな。そう考えれば本当に怖い、怖すぎる・・・
今日電車に乗る時に去年までの同級生と偶然会いました。その人自身には家が近いということもあり、学生時代に数多くのことを話しましたが、いざ会うと緊張するもので顔を合わせることすらできません。僕自身極度の人見知りなので、予告もなしに人と会うと緊張するので必ず僕に会う数分前にLINEかなんかで予告してほしいです。その人には今いる環境で仕事を頑張り、夢を叶えてほしいと思います。はい。
先に言いますがこのブログの主旨はストレス発散であり、己の自己哲学や価値観に従って書いているブログです。そして、何度も言うように別に何かを否定しているわけでなく、僕の考えを一方的に書いています。興味のある人は読んでいただき、もし合わないなと思ったらロールバックしていただいて構わないです。そして、あくまでストレス発散なので、読みたい人だけ気楽に読んでください。ネット警察のように読むのはくれぐれも辞めてください。本当に。。。
定期更新日の前日に自己哲学をぶつけまくる記事を書いてしまったことにより、今現在何を書こうか思いつきません。ストレス発散なので、ここからうわーーーーーーーんって叫ぶだけの記事を書いても間違いではないんですが、あくまでそれなりの読者を抱えるライターなので、それなりの記事を書きたいと思います。ということで、今日は指導者として大事にしていることについて書いてみたいと思います。
僕自身現在の本職はサッカー指導者です。サッカー指導者っていう職業の対象者は主に子どもと保護者である場合が多いです。保護者にはサッカーを通して人間的成長を遂げる、仕事で忙しい中でサッカークラブという施設で子供を見守るという対価を頂いています。ただ実際に練習をするのは子どもなので、子どもたちがターゲットになっています。今現在は。僕自身は
・ジュニア(主に低学年)
・ジュニアユース(主にU-13)
の2カテゴリーで練習を行っています。厳密に言うとU-13はアシスタントですが、週1回は彼らにTRをしています。
今日はサッカー指導者油井飛龍の考えとして話すケースが多くなると思います。
サッカー指導者もロボットがやっているわけではないので、チームによって変わるかもしれませんが指導者1人1人に指導哲学、得意なこと、苦手なことがあると思います。本当に各々あると思いますし何ら不思議なことではありません。じゃあ僕自身は何が売りかというと、
「サッカーを楽しませること」
です。逆に今の僕は
「サッカーを上手くさせること」
は出来ません。理想形は
「楽しませることで勝手に上手くなっている」
ことが理想形です。実際にジュニアユースの練習担当日もできるだけ
「楽しませること」
を意識していますが、どうしてもこの年代は結果を残さなきゃいけないし、試合で勝たないと失敗なので難しいです。逆に上手くさせるってゲームの中じゃないんだから、難しくね?って思います。そう考えるとマジで上手くさせることの出来る指導者は凄すぎる・・・
ここからは本当にジュニアの指導者として書きます。僕自身低学年の担当になってからそろそろ1年が経とうとしています。去年低学年のメインをやっているときは、
「上手くさせなきゃ」
というマインドでやりました。結果まあまあ上手くはなりました。ただ、僕自身がどうかしたというか、彼らが持っているものが元々良かったことや保護者の方がサッカーに熱意があり、練習後も保護者と子どもがサッカーをやっていたので上手くなりました。逆に言えば、教えてもいないのに
「え、お主こんなこと出来るの???」
なんてことも数多かったです。ボールの奪い方がうまくなっている子がいたんだけど、1回も教えてないんですよ。マジで凄い子たちです。
ただ去年の反省を活かし、今年はより自分の指導哲学をぶつけることにしました。そのために僕という人間のパーソナリティをより考えてみました。その結論が、
・子どもたちを楽しませること
です。今のジュニアのTR、まあジュニアユースもそうなんですが
・叱らずにその日を終わらせる
・選手が終わる時動けないくらい疲れてるけど、笑顔な状態
この2つが達成していれば成功です。この観点で言うなら、昨日のジュニアユースは失敗でした。
ここ最近のジュニアはルーティーンワークのように内容は変えていません。しかし、子どもたちは割と楽しめていると思います。まあ正直あとは子どもたち本人次第なんですが、ここ最近の出席率が妙に高いですし、今まで火曜日休んでいた子が何人かいたんです。しかし、その子たちが来るようになって2年生は今月に入ってから出席率100%なので、楽しくないわけではないのかなと思います。去年は結構教えたんですが、今年は特に何も教えていない。まあここ3週間サッカー面で言ったことは、
・ゴールを奪うために前が空いているなら速いドリブルでゴールに行く
・ボールを奪われたら奪い返す、抜かれても奪いに行く
この2つだけです。あとは子どもたちは永遠と身体を動かしまくっています。余談ですが今週施設の関係で3年生が久しぶりに僕のTRに参加しましたが、2、3人が
「疲れたー!」
って言ってぶっ倒れていました笑。事実本当に疲れると思いますし、今の僕がやったら多分即効ぶっ倒れると思います。ただそれが僕にとって楽しませることなんじゃないかなって思います。特にジュニアは。
ただよく言われるのが、楽しませることを意識しすぎるといつかふざけるよ。と言われます。実際昨日の練習で少しそれが起こりました。というか起こってるという指摘を受けました。もちろん反省はしているんですが、ここで1個疑問に思ったことがあるんです。
「ふざけるって何?」
って。
どこまでが楽しむでどこからがふざける?
その境界線って何?
そもそもふざけるってマジで何?
この上なく難しいです。
僕自身クラブチームに雇ってもらっている立場なので、道から外れている場合は僕が外れているよ。と気づき、教えなきゃいけないのが普通です。その場合それに気づけなかった場合は普通にミスになり、責任問題です。じゃあ次に
「なんでふざけるって見受けられるようになったのか?」
という原因を考えなければいけません。昨日の練習内で僕の反省は、
・楽しむ環境を提供できなかった(競争形式などにすればもっと楽しめたのではないか)
・選手を信頼しきれていなかった(どこか選手を疑っていたのかもしれない)
僕自身この2つが挙げられます。
2個目から話します。昨日のNoteにも書きましたが、僕自身ルールで人を縛るのがあまり好きではありませんし、強要させるのも苦手です。だからこそ選手を最大限信頼する必要があるのです。そして、何度も言いますが子どもたちには
「自分だけの個性を最大限発揮し、自分だけの個性を育てて世界に1つだけの花を咲かせてほしい」
と心から思います。自分の信念と価値観を貫く僕のように。でも、個人のパーソナル・コーチや僕のチームだったらまだ道に外れて失敗させても別にそこで何を得るか、何を学ぶかによってまた新たな一歩を踏み込めるのでいいんです。ただ、クラブチームの指導者としてはやることはやらせなきゃいけません。
ボールを奪われたあとに奪いに行く
プレスバックをする
そもそも寄せる時にボールを奪う気で行く
とかは技術云々の前にチームとして戦う以上サボっちゃいけないことなので、それは要求しなきゃいけないし強要しなきゃいけません。でも逆に、言われてやるより自主的にやる子のほうが伸びるはずです。そもそも強要してもいつかは限界が来ます。だからこそ彼らを信じて待つ。失敗からどんどん学ばせ、いつか絶対に成功する。例え99回練習で失敗しても100回目には成功する。と信じる。
こっちは引っ張るんじゃなくて導く。教えるんじゃなくて、聞く。
「なんで上手く行かなかったと思う?」
って答えを持っているのは彼ら。こっちが答えを引き出す作業をしなきゃいけない。そして、取り敢えず信じる。
子どもたちが自分が上手くなるために楽しくやってくれる
と。
そして、1個目に繋がります。そのための環境作りが昨日できていなかったんだなと。
今の僕自身が万人受けのメニューを提供するのが難しいので、何かを捨てなきゃいけません。だからよりシンプルかつ楽しめることでしか上手くさせることができないので、今はよりシンプルにしています。僕の今の指導理念があるなら、
「子どもたちが楽しんで勝手に上手くなるために、楽しめる環境を提供する」
ことです。そして、ジュニアでは特に教えて失敗させないより失敗させやたほうが良いと思います。百聞は一見にしかずとことわざがあるように、まずは楽しませ、失敗する。失敗した時にもっと楽しむためには何をすべきなのかを知ってまた練習で解決できるようにする。結局このサイクルだと思うんです。何事も。
だからこそ、楽しませる。
楽しませて勝手に上手くなってる。
失敗をどんどんさせる
子どもたちを信じる
そんなサッカー指導者で在りたいです。そして、それが僕の価値になるようにこれからも頑張ります。
最後までご試読ありがとうございました。まあこのように言っていますが、あくまでクラブチームに所属している以上そこの理念に従うのがまっとうです。ただ、僕自身特にジュニアでは結構信頼されている方なので今年はこれを貫いて、またアップデートしていきたいです。子どもって本当に凄いもんで、マジで勝手に上手くなるんです。しかもこっちが信じたら。嘘だと思うでしょ?これ本当です。うちのジュニアの子は本当にそうです。愛情を持って接して子どもを信じたら本当に上手くなっています。ここ数週間は伸びました。
ジュニアユースの子も上手くなっています。以前Noteでも言ったかもしれませんが、前までは上手い子だったのが今は戦える上手い子になっています。そして、サッカー面も上手くなっています。もちろんメインが優秀すぎるのもありますが、子どもたちが勝手に上手くなっている感もします。僕自身彼らに関してももっと信じなきゃいけないし、楽しませなきゃいけない。明日からのジュニアユース。まずは彼らを100%信じるところからしっかりします。
今日の僕はジュニアの人間です。取り敢えず楽しませ、楽しんできます。
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