生涯ベスト級の映画『サラの鍵』を、コロナ禍で観て思ったこと
喜怒哀楽のうちの、どの感情にいるのか自分でも分からないうちに涙が止まらなくなるラスト・シーンが忘れられなくて10年ぶりに見直してみたのだが、もう中盤以降はずっと泣きっぱなしだった。劇場で観たとき、しばらく立ち上がれなくなった衝撃もそのまま。今もまだずっと余韻が続いている。
日本では2011年に公開されたフランス映画『サラの鍵』。確か当時は新宿武蔵野館で観たのかな。そんなに大きな規模ではなかったし、ほとんど話題にはならなかったのだけど、観た人の間ではかなり評価が高かったと思う。
* ここから先は、作品の内容および結末、物語の核心に触れる記述があります
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