ワクチン接種体験記 アストラゼネカ編※ハノイ近郊で日本でも珍しい混合接種をした体験を基に記事を書きました
ハノイ近郊でコロナクラスター発生
今年の5月頃、、コロナの減産からの反動で忙しい日々を送っていた、、、
隣の省(日本でいうと県ですね)の日系の半導体工場で、コロナのクラスターが発生したと、ベトナム人スタッフが騒いでいた。
それからあっという間に、隣の省が外出規制をし、自分の勤務している工場がある省も外出規制、尚且つ各町や村で次から次へと感染者が出て、5月末には50%の従業員しか出勤できない状態になった。※ベトナムは、コロナ感染者が出ると日本でいう村や町単位で封鎖を行います。封鎖されるとその周辺から外に出ることができません。本当に恐ろしいです汗
工場で寝泊まりーーー!?
それから、会社では毎日のように会議をしていたが、場合によっては操業停止もやむを得ない意見なども出ていた。そんな時、、、、、、
工業団地からの通達があり、条件付きで工場操業を認めるという、、だがそれは世界中で前例がない、聞いた事がないような条件だった。
工場隔離、宿泊操業、工場キャンプ、色々な呼び名がありますが、簡単に説明すると「工場で働く人は、工場内に簡易宿泊できるようにして工場から外にでるなーー」又は「工場で働く人は、ホテルとバスを会社単位で貸切、1本のルートで通勤させろーー」
まさか、、、そんな事出来るわけない、従業員も絶対反対すると思ったが周辺の工場も実施をする為、自分達も実施する事に泣
※工場で寝泊まりについて、今後は記事を書く予定です
アストラゼネカ社のワクチン接種1回目:ワクチン接種
そんなこんなで、工場で寝泊まりしながら生産をしていて2週間程度経った時、急に工業団地内の企業の大規模ワクチン接種の話がきた。
ワクチンの種類は日本でも認められていないアストラゼネカだった。日本で認められていない、デルタ株などの変異種に効果が薄い、若い人だと血栓ができ、製造国のイギリスでさえ若い人の使用を中止した。などの理由から打つのに不安あった。だがベトナムの医療への不安、ベトナム政府のワクチン確保の遅れなどから打つ決断をした。
接種当日 工業団地の大規模接種会場に移動すると、何百人のひとだかりができていた。この状況下ワクチン打って感染したらシャレにならん(笑)と思い、順番を待つ。
そんな状況で普段から高い血圧が不安だったが、なんとか基準内に入り医師の問診(ベトナム語です、、、)を経て、ワクチン接種へ
手際よくブスブス差していく、医師に安心しワクチンを打ってもらった。痛みもなく、約30分くらいの経過観察もなく会場を後にした。
アストラゼネカ社のワクチン接種1回目:接種後状況
接種後の状況を時系列で
接種後1時間:左肩に違和感、力が入らない
接種後2時間-4時間:人手不足で現場作業中、重い物を持つのがつらくなる
接種後6時間:だるさが半端ない、寒気がしてくる、熱は37度くらい
接種後8時間:38度5分の高熱が出る、外は35度なのに、寒すぎて布団をもらう
接種後8時間-16時間:寒気、頭痛、高熱が収まらず寝れない
接種後24時間後:なんとか寝れた後、熱も収まり、頭痛と肩の痛みもなし
※インフルエンザに似ている症状でした
アストラゼネカ社のワクチン接種1回目:まとめ
幸運にもワクチン接種率が1%にも満たない時に、ワクチンを打つことができました。懸念されていた副反応も人それぞれで社内の統計ですが、
高熱など重い副反応:10%
肩の痛みやだるさなどの軽い副反応:40%
副反応なし:50%
副反応出る人と出ない人がいます。テレワークで家に1人という状況の人は、解熱剤やポカリなどを買い置きしといた方がいいかと思います。又お酒と運動を控えて、接種当日は早めに休んだ方がいいかと思います。これからベトナムでアストラゼネカ社のワクチンを打つ人にとって、少しでも参考になれば幸いです。
拙い文章で申し訳ありません、お読み頂きありがとうございました。
次回は見出しにもある通り、2回目にファイザー製ワクチンを接種した記事を書く予定です。