ワクチン接種体験記 ファイザー編※ハノイ近郊で日本でも珍しい混合接種をした体験を基に記事を書きました
アストラゼネカを接種したーー:1回目
ワクチン接種体験記 アストラゼネカ編からの続きです。
今年の5月末、私の勤務先がある省でコロナクラスターが発生した。ベトナムは共産主義だけあり、コロナ対策には非常に厳しく、感染拡大対策として工場操業には働く全従業を工場へ宿泊させる条件で操業を許可する対策を実施した。
※Googleで工場隔離を検索した中から画像を引用致しました。自分の勤務先ではございません。
感染拡大が止まらない中、政府か保険省は当時のベトナムでは貴重なワクチンを工場で働く人に優先的に接種するように決め、運よくアストラゼネカを接種する事ができた。今回の記事はその続きになります。※詳細はアストラゼネカ編をお読みいただければ、幸いです。
ハノイも社会隔離!?、、、再び工場隔離へ
6月末、、感染者も日を追うごとに減少し徐々に規制が解除されていった。そのおかげで肉体的にも精神的にもきつかった工場隔離も終わり、約1ヶ月ぶりの自宅へ帰る事ができた。久しぶりに自宅のベッドで寝て、自分で作った飯を食い、買い物も自由に行けて、普通の生活って本当に幸せだなーと思いながら日々を過ごしていた。
7月末、、そのころホーチミン(南部)では、コロナ感染が止まらず1日1000人単位で感染者の報告があり社会隔離の規制を強めていった。それに伴い、自宅がある首都のハノイも、感染者が1日50人-100人位と少ない中社会隔離を最高レベルまで上げた。ハノイと近隣の省間の通勤が難しくなってしまい、ハノイから通勤している工場長と、上司2人、自分は会社宿泊を再び行わざるおえなかった。
※記事はViet joさんからの引用記事になります
ファイザーを接種したーー:2回目
また工場隔離になり、流石に心が折れかかり普段連絡しない日本にいる家族にほぼ毎日電話をかけて、何とか精神を保って毎日を過ごしていた。そんな時に、工場長から「2回目の接種を受ける事ができるよー、但しファイザー製でよければ」と言われた。(8月末)
えーーファイザー!?自分は1回目アストラゼネカを受けてるから、違う種類のワクチンを接種するって思ってなく、正直驚いた。重症化率する確率が低いというメリットは有るが、、日本人ではほぼいない混合接種、、副作用が出た場合アストラゼネカより強いというデメリット、、正直言って接種を辞退しようか悩んだ。
ただ、ホーチミンや近郊の省の状況がSNSで流れていたのを見て、「もし今コロナ感染したら本当に助からないかもしれない、ヨーロッパ等では混合接種している事例もある、接種しないよりは確実に重症化率は低くなる」と考え、接種をするように決めた。
接種当日、もしどうなってもいいように、パスポートに家族の連絡先と自分の口座番号と携帯のパスワード等のメモを挟んで接種に挑んだ。
接種会場はなぜかローカルの皮膚科で行った(笑) 実際に接種するまで、1回目のアストラゼネカ接種と同じく
①予診票の記入
②血圧測定
③医師の問診
④接種 の流れで行いました。
待ちもあったので接種までに約30分、アナキラフィシーショック確認に同じく約30分かかり、その後工場へ戻った。
接種直後、1回目同様に腕が痛んだが、その後懸念されていた熱も平熱、倦怠感もなく本当にほっとした笑※同じく接種した上司3人も、同様に腕の痛みだけだった。
長々と書きましたが、混合接種をしても自分は運よく強い副作用が出なかっただけで、世界各国のワクチンの副作用データをみても個人差は有ります。
これからベトナムでワクチンの混合接種をする人にとって、少しでも参考になれば幸いです。
最後に:ベトナム在住邦人の方はとても不安かと思いますが、社会隔離もやっと終わりが見えてきました。明けない夜はありません。あともう少しだけ頑張りましょう!