そういう人 [600字日記 DAY.7]
エスタブリッシュな会社に所属している「スタートアップを応援したい」と言っている人。そういう人がオープンイノベーションや交流会などのイベントを主導することもある。彼らは「ちゃんと」してるので、段取りなんか僕らよりも上手くて、イベントなどはスムーズに、上手くできたりする。
数少ない「そういう人」のサンプルに共通しているのは「応援はしたい。ただ自分の常識内で物事を判断しがち」というところだろうか。イノベーションを起こす人達は、エスタブリッシュな社会に必ずしも有利に働かない場合がある。そういう時に「応援」してた人が「アンチ」になったりする。
昨今話題の「印鑑」で例えると、これまで応援してた人が「印鑑無しの書類なんてダメでしょ」と、これまでの慣習、常識に急にとらわれた発言したりして、水をさす。
いや、常日頃から「スタートアップなんてどうでもいい」と思ってる人ならそれでもいい。日頃は「スタートアップ応援してます」とわりと近づいてきてる人に言われると「なんだかな」感ある。「応援」って何だったのか?
「そういう人」も辛いんだと思う。本当に「新しいことしたい、新しい挑戦してる人を応援したい」って思ってるはず。でも常識や過去の慣習から逃れられないでいる。頭はわかってても体が動かない…そんな感じかもしれない。そういう時はそっと応援していて欲しい。「そういう人」を無理やりこちら側に引っ張るようなことはしないので。
ゆるゆると書いています