焼き鳥はなぜこんなに美味しいのか


成人してはや数年。お酒を飲むことも増えました。二十歳のときはいくら飲んでも顔が赤くならず、ちょっと飲んでほっぺが赤くなる子を羨ましく思っていましたが、最近は飲んだら半々の確率で顔が赤くなるようになりました。嫌ですねこれ。前と同じくらいに飲めるつもりだけど全然飲めなくなってるんだなって感じます。絶賛胃腸炎治りかけの私ははやく全復活して飲みに行きたいと思っています。(12/27日現在)


そういえば大人になってから好きになるものってありますよね。あの現象に名前があるなら本当教えてほしいんですよね。

いまお酒の話をして思い出したのが

「焼き鳥」です。


昔は焼き鳥がすごく苦手でした。食べれないわけではないけど、晩ご飯を尋ねたときに焼き鳥だと告げられた時の心情ったら、もうね曇り空ですよ。

ちなみに焼きそばが一番テンション下がりますよわたしは。


焼き鳥って、お酒を飲むようになって初めて魅力を感じたんじゃないかなって思うんですよ。お酒を飲むときはご飯をあまり食べれないタイプの私はさくっと食べれるものをよく頼みます。焼き鳥って一本ずつ頼めて(だいたい二本からの注文だけど)味も変えられて、なんなら野菜も刺さってて。串から直接食べたり、串から外して食べたり、TPOで頼むものも変えられるし。

社会人になって上手くなったものは電話応対と焼き鳥を串から外すことだと自負していた時期があります。

お家の食卓で出てたあの鶏肉と変わらないのに、なんかおうちのはパサパサしてて、何が美味しいのかわからなかった私は、どこに飲みに行く?と聞かれると大体「鳥貴族でいいんじゃない?」って返すような大人になりました。若い時の私さようなら。


苦手なものが食べれるようになるっていいことじゃないですか。トマトが苦手な人がちょっとなら食べれるようになったりすると食事の幅が広がるじゃないですか。

でもなんとなーく焼き鳥が好きになって変わっちまったなあ、私(遠い目をする)って思うんですよね。

こうやってあんまり好きじゃないものも好きになっていけるのだろうか。

コンビニの店員さんに高圧的な人、赤ちゃんが泣いてるのをめんどくさそうな顔で見る電車の人も好きになれるのだろうか。それは無理か。嫌いだ。


この現象に名前つけるなら鳥貴族マジックだ。

大倉さんに結婚してもらって鳥貴族のオーナーになるしかないわ。(eighterさんごめんなさい嘘です)


みんなにもこんな感情ありますか??これをエモいというのですか??エモいとは??そしてエモいという感情により巻き起こる事件とは?!

次回、「うどん派だった私、ついにそば派に?!」

お楽しみに。(嘘です)



美織



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