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高野京介 アルバム『ロックマン』リリースコメント紹介その2
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要約
今回も濃厚な、そして極限な、愛と憎しみ、
そしてロックンロールの伝道師たちにコメントを頂きました。
前回の記事も読みやすくなりました。
3/8(金)渋谷La.mamaでのレコ初解散ワンマンラストライブもよろしくお願いします。
高野京介アルバム『ロックマン』試聴用トレーラー
金田康平(歌手 / THEラブ人間)
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高野くんに会うと抱きしめてしまう。
もう何年も昔から抱きしめてしまう。
「抱きしめられたい」と言うのは簡単だなと思う。
38歳のプライドと幾ばくかのお金を払って、抱きしめてくれるお店に行けばいい。
でも「抱きしめられたい」と歌うのは難しい。
歌ったところで、誰も抱きしめてなんてくれない。
ただ晒した恥が、ファズギターの余韻と紛れるのを待つしかないのだ。
まるでLINEを覗き見るような、酔っ払って独白してるような
隠れたブログのような曲たちに見えるかもしれないが
自分のことを歌うってことはそんな簡単なことじゃない。
頑張った高野くんを抱きしめたい。
歌って怖いね。全部見えてしまう。
杉森ジャック(THIS IS JAPAN)
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発売おめでとうございます!!!
名曲"ロックマン"のさらに内側、と同時に外側も見えてくる。高野世界が炸裂した名盤爆誕です。
そしてバンドをたくさんやりながらソロでこれだけ完成した個の塊を作れるのはバンドマンとして尊敬を禁じ得ません。
やっぱ聴くことで心に触ったり触られるのがロックの唯一にして最強の武器だよな…と思います。
I Love Youで自分の消えていった恋愛が少しだけ救われた気がしました(ありがたい)
たとえばこれから先のとある日
誰かと分かち合うほどでもない、1人でやわらかく絶望しちゃう日。
そんな日に聞き返すアルバムになるんだろうとつくづく思う。それも末永く。
ずっとカッケー先輩でいてほしいわ…
死神紫郎(フォーク歌手 / ラッパー)
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90年〜10年代、高野さんが駆け抜けてきた時代が
20年代の新しい音楽に昇華されている。
我々83世代の生き残りはもう音楽の辞め方が分からないし、
TELL MEでもBELOVEDなんです。
ENDLESS RAINだろうがやるしかないし、
時々後ろを見ながら前を歩くしかないんです。
朝が嫌のGソロに光が見えました。
ケイキリヲ(腐れラーメンインスタグラマー)
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夜明けを嫌う男が、阿佐ヶ谷を捨ててあの街に戻った。石を投げればラーメンの名店に当たるあの街にだ。
本当は、朝が来ることを拒まなくなったかのような清々しさを纏って、彼はあの街に戻った。
JマスシスとダイナソーJr.は違わないが、高野メルドーの場合は彼の今までの仕事の単なる凝縮液ではなく、憂いと影を隠さずにいる。爆裂に、自由に、もがきながら俺の耳へ流れ込んできた。外耳を伝い、鼓膜から内耳に染み込む音が「ズルッ」と、鳴った。
パル商店街のど真ん中、メロトロンの響きに俺は思わず
「こ、これは!?!?!?」と叫び、
「名盤すぎワロタ」と呟かざるを得なかった。
俺は今日からお前のことを地獄のロッカーと呼ぶ。
お茶割り買って飲んだ。こんな味だったっけな。
高野京介 アルバム 『ロックマン』レコ初ワンマン『THE LAST LIVE』
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場所:渋谷La.mama
出演:高野京介と1997年(Band Set)
OPEN/START 19:30/20:00
前売/当日 ¥3,000+D/¥3,500+D
入場順 : 手売り(整理番号順)→整列順
※入場者特典あり
予約:TIGET
https://tiget.net/events/293267
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