福島つまみ食い旅記(2/2)
アクアマリンふくしま
二日目はアクアマリンふくしまへ。
まず最初にお出迎えしてくれたのは可愛いカワウソ達。入園してすぐにカワウソの給餌があり、餌を追いかけ猛スピードでプールを泳ぐ姿を楽しむことができた。
またアクアマリンふくしまでは、カワウソの給餌道具(フィーダー)を一般公募しており、水族館の持つ研究機関としての役割を前面に出しているように思われた。
それを特に思わされたのが次の写真
このシーラカンス、腹に穴が開いている。
実はこのシーラカンスは、スナック菓子の袋を誤飲して死亡した個体の解剖標本なのだ。
別の展示に実際にシーラカンスの腹から菓子の袋が摘出されている様子を写した写真があり、かなり衝撃的だったのを覚えている。
すばる君
特別展示として、すばる君のコーナーがあった。
すばる君とは今年入社4年目のアクアマリンふくしまの従業員で、カイアシの新種の可能性がある生物を発見した功績を讃えられて特別展示の主役になったらしい。
なんていうかさー。すごいなーって思う。
好奇心とか自主性とかやり抜く力とか、調べたことをまとめる表現力。はたしておれはそのどれか一つでも持ち合わせているだろうか。
かつてはおれも研究職をやりたいとか考えていたけど。すばる君のような立派な人を見ると足元にも及ばないなと感じてしまう。
若かった頃はここで嫉妬に苦しんでいたものだが、年を取ったからか
「世の中にはすごい人がいる。おれも自分のできることを頑張らなきゃ。」と前向きな考えができるようになった。
帰路
さて。暗くなる前に帰らなくては。いろいろ寄り道しながら帰路へつく。
そんなこんなで2日合わせて400kmオーバー(プラス徒歩10km)!
無事故無違反で帰宅できました。
余談
ホテルを出てアクアマリンふくしまへ向かおうとしたその時、衝撃の事実に気づく。
バーロックの鍵忘れた。。。
え、どうしよう。パニクって近所のレッドバロンへ電話する。
営業時間外。
「レッドバロンじゃねえ!ロードサービスだ!!」
正気を取り戻したおれ、ロードサービスに電話をかける。
30分くらいでロードサービスが来て、鍵を開けてくれる。
ロードサービスの兄ちゃんはとても感じのいい人で、しかも
「レッドバロンのバーロックを開けたのは初めてだったから勉強になった」と、とても勉強熱心な姿勢。
世の中にはすごい人もいるもんだね。
じゃなくて、鍵を忘れるんじゃねえよ!
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